一大メディアミックスプロジェクトができるまで

2015年

『妖怪ウォッチ』を長く愛されるコンテンツに。

『コロコロコミック』でも力を入れて紹介してきた『映画 妖怪ウォッチ』が公開され、ゲーム開発時から計画していたメディア展開が一通り終わりました。そして2015年、私は『妖怪ウォッチ』が長く愛されるコンテンツになる幕開けの年ととらえています。『コロコロコミック』のイベントなどで子どもたちと話をすると、一つの遊びに飽きるまでのスパンがとても短いことに驚きます。編集者として作品にのめり込みすぎるとこうした変化に気づくのが遅れ、いつの間にか子どもたちの目線から離れてしまうかもしれません。だから私は『妖怪ウォッチ』ブームの中でも、作品に過度の思い入れを持たないよう、バランス感覚を大切にしています。この全体を俯瞰的に見ようとする視点は、営業部門で身についたものです。その意味で、過去の職場での経験はすべて今の編集者としての仕事に生きていますね。今後も『コロコロコミック』でマンガの連載を担当しながら、『妖怪ウォッチ』を長く続く、より魅力あるコンテンツにしていけるよう、チーム全体で新しいことに取り組んでいきたいと考えています。例えば今一番人気がある妖怪メダルのおもちゃ、これに続く主軸商品が開発できれば面白いですね。

  • テレビアニメとともに、『妖怪ウォッチ』人気を盛り上げてきた「妖怪メダル」と「妖怪ウォッチ」。西手はこれらの開発段階から携わってきた。