小学館 RECRUITING 2017小学館 RECRUITING 2017

2015年11月、外見も内面も〝おしゃれ〟を目指す女の子のための
まったく新しいカジュアルファッションマガジン『This!』が誕生!
リリースのきっかけから読者と編集者の関係性まで、
今の時代にフィットする本づくりについて、立案者の小林さんにインタビュー。

小林 由佳 児童・学習編集局「図鑑百科編集室」 2007年入社
小林 由佳 児童・学習編集局「図鑑百科編集室」 2007年入社

経験者採用にて入社。普段は植物図鑑などの編集をしているが、小学館は所属部署の日常業務とは別に単行本なども手がけられることから、『あたらしいみかんのむきかた』や『おじさん図鑑』など、個性的なベストセラーを生み出す。自身の持つ〝面白アンテナ〟を一番に信じて本をつくる中、「本当に読みたい雑誌のかたち」を考え、実現することに。2015年11月〝ファッションだけでは満足できない、好奇心旺盛な女子が本当に知りたいこと〟をぎゅっと詰め込んだ、新しいファッション&カルチャームック『This!(ディス!)』を生み出す。

これまでに手掛けた書籍 ... and moreこれまでに手掛けた書籍 ... and more

外見的なことと、内面的なこと。
どっちもワクワクできる雑誌

『CanCam』に代表される小学館の女性誌は〝赤文字系〟と呼ばれるコンサバファッションを取り上げるものが多いので、自分のようなコンサバじゃない女子をターゲットにした雑誌をつくりたくて。メイクやファッションだけじゃなく、カルチャーや人の生き方など、もっと内面に響く〝個性で勝負したい女の子のための雑誌〟を目指しました。1号目のメインテーマは〝進路〟。「あこがれの人がどういう経緯で今に至るのか」というインタビューをメインにして、ファッションもモデルに外国人を起用するなど、ある意味〝小学館らしさ〟から飛び出る工夫をしました。

制作するにあたり、「雑誌をつくりたい」という同じ熱意を持った人に声をかけました。チームは広告局から1人、ビッグコミックスピリッツ編集部から1人、私の計3人の女性です。それぞれが違った人脈を持っているから「1人で考えていたものより、もっと面白い雑誌ができそうだ」と思いましたね。それからはグループLINEをつくってやりとりすることにしました。「この人、テレビで面白かったけどどう?」「その人、私も注目してた! 所属事務所に知り合いいる?」とか、「こんな企画は?」「それは『This!』っぽくないから微妙じゃない?」とか。でも、LINEだけだと解決しきれないこともあって、1~2週間に一度は会って会議もしました。

企画に対しての不安はゼロ。
絶対に面白いと思います

記事は、まず完成ビジュアルをイメージします。「こう見せたい」というのを自分の中で固めて、それを実現してもらえそうなカメラマンやイラストレーターなどのスタッフを考えます。人選は、能力に惚れ込んでいる人や、他の雑誌を見て気になっていたけれどまだお仕事をしたことがない人。面白い雑誌をつくるには、その記事ごとに「この人じゃなきゃ」と思えるチームで手がけることも必要です。『This!』第1号ではたとえば、ファッションに強いフリー編集者の服部円さんの構成、雑誌に強い思い入れのある川名潤さんのデザイン、見た目もかわいいけど中身もぶっ飛んでる『水曜日のカンパネラ』のコムアイさんと、独特な色彩のフォトグラファー・磯部昭子さんの写真の組み合わせは、うまくいったと思います。 『あこがれの仕事につく100人の図鑑』特集は、細かい回答まで全部読みたくなる工夫をしました。100人への質問には「運転免許の有無」という、一見どうでもいいけど、少し気になるものも盛り込んだり、メジャーな人とマイナーな人を混ぜて掲載してみたり。1号目の発売から半年後の2016年春頃に、第2号のリリースを計画しています。テーマは〝れんあい〟。他の雑誌の恋愛特集とはまったく違う恋愛の切り口を模索中です。ご期待ください!