小学館 RECRUITING 2017小学館 RECRUITING 2017

日本で、海外で、面白い作品が広まる〝きっかけ人〟に 飯田 剛弘 デジタル事業局「コンテンツ営業室」 2007年入社

飯田 剛弘は、こんな人

デジタルビジネス戦略に関連するすべてのことを担う部署で、小学館が持つコミックのデジタル配信を担当。雑誌や小説、ライトノベルなど文字物をデジタル配信するチームはそれぞれ別にあり、さらに『アメーバピグ』や『LINEプレイ』などのプラットフォームに対するライセンスビジネスをしているチームやブログメディアチームも。電子書籍配信会社とのやりとりが中心で、最近では海外出版社へのデジタル配信ライセンスの業務にも携わる。他社から経験者採用で入社したが、前職では販売と企画出版業務に従事していた。そのため入社時はデジタルについての知識はほとんどなく、現在持つノウハウは小学館で養ってきたもの。

FAVORITE 『コロコロコミック』の『かっとばせキヨハラくん』でファンになった西武ライオンズが2008年に日本一になった瞬間。

ユーザーの嗜好に合わせた
面白いまんがで
デジタル市場を満たしたい

私が入社してからのたった8年で、劇的に変わったコミックのデジタル配信。あっという間にユーザーからの受け入れられ方が〝紙〟のコミックの親密さに近づいてきましたが、今後はさらに変化していき、いずれは〝紙〟とはまったく違う独自の進化を遂げるのではないでしょうか。そんな時代の流れをもっとも感じられるのが、デジタル事業局の楽しさですね。毎日、ほとんどの時間を配信会社や電子取次会社、同業他社など、外部の人と触れ合うことに費やしていますが、その中で感じているのは、そもそもデジタル市場は〝紙〟の市場とは少し異なるということ。たとえば、小学館のデジタルコミックは常時17,000冊ほど配信しており、それは常に販売できて在庫切れの心配がない世界です。さらには、それが今どこそこの雑誌で連載中のものなのか、過去の作品なのか、最新刊なのかは関係なく、必要なのはデジタルユーザーを惹きつけるかどうかだけ。いい作品を一作でも多く届けたいと強く願っています。

実は面白くて、今の時代にフィットする
過去作品を掘り起こすのも
大事な課題

〝紙〟のコミックの売上は最新刊がもっとも比重を占めますが、デジタル配信ではそうとは限りません。最近、『ちいさいひと』という5~6年前に『少年サンデー』で連載された、児童虐待をテーマにしたコミックがデジタル配信で売上を伸ばしたことで、改めてそれを実感しました。ひょんなことから配信を見送っていた作品だったのですが、日常に潜む不安を描いたものが売れる現状をつかんだためデジタル化に至りました。その結果、1か月で約40万ダウンロードという人気作品になりました。これが、デジタルならではの現象。連載当初は大きな反響がなかった作品も、世の中のトレンドとデジタル配信がマッチしたことで多くの人の注目を集めたのです。過去の作品の中に〝隠れたヒット作〟はまだまだ埋もれているはず。そういう作品を掘り起こし、〝紙〟では届かないユーザーに届けるのが私たちの使命です。

飯田が芽立った瞬間!

GoogleやApple、Amazonなどの世界的プレイヤーがデジタルコミックを展開するようになったため、2〜3年前から海外でのデジタルコミック市場が大きく動き出しました。それに伴い、海外出張が増える=知識拡大のきっかけに。主にヨーロッパ、台湾に行く機会が増えましたね。台湾では2015年11月に『LINE』のプラットフォームでコミック配信をスタートさせました。

私の仕事論

結局、仕事は人と人との間で生まれるもの。社内外を問わず、志の同じ仲間に対して「自分に何ができるのか」を考え、それを「どこまで追求できるか」。常にそういう思いを抱き、積み重ねながら仕事をしています。