第二コミック局 コロコロコミック

くりき はるつな

栗木 春綱

2017年入社

イベントやテレビ出演も
『コロコロコミック』にとっては
大切な“編集”だ!

プロフィール

まんが大好きな少年時代を過ごし、特に小学館のまんがに強く影響を受けた。人を楽しませることと自分が楽しめること、その両方が実現できると思い出版社を志望する。入社後、『コロコロコミック』に配属。連載まんが『ゾゾゾ ゾンビーくん』担当の他、ホビー紹介の記事ページやイベント・テレビ出演など、新入社員の同期の中でも、仕事の幅は最も広い。

ブームの火付け役となるために
マルチな視点でコンテンツをつくる

『コロコロコミック』の特徴は、他のコミック誌と比べて圧倒的に記事ページが多いこと。こんなにいろいろな仕事があるのかと驚きました。記事ページで主に担当しているのは、クリアすると懸賞に応募ができる“銀はがし”です。毎号掲載されているものなので、読者が飽きないように工夫してゲームを考えないといけません。先輩に案を5つくらい提案すると、「全部つまらない」とまずダメ出しされます。それを数回繰り返し、「ちょっといいかも」と言ってもらえたものを広げていってまた何案か提出し、なんとか決まります。早く先輩をあっと言わせる案で、1発OKをもらえるようになりたいです。おもちゃメーカーと組んで生み出すまんがや記事もあります。そのため作家やライターだけでなく、おもちゃメーカーとの打ち合わせも多く、一緒に新しい子ども向けコンテンツをつくっているという感覚があります。通常の編集者という枠を飛び越えて、マルチなディレクターとしても幅広く活躍していきたいです。

カニにクリに。子どもたちの前に立つことで
ニーズを知ることができる

『コロコロコミック』のターゲットは小学校高学年。その頃の気持ちに戻るのはさすがに難しいので、少しでも気持ちを理解しようと、編集部のみんなでゲームをすることもあります。最初は冷静に分析しながらやっているのですが、だんだんと夢中になって…(笑)。配属翌日からはじまったのが、編集部が全国を巡る「コロツアー」。そこで毎週、芸人さんと一緒にステージに立ちました。上司から事前に「キャラ設定してこい」と言われ、悩んだあげくカニのかぶりものを買って臨みました。ステージ上は、読者である小学生たちの、ものすごい熱量を感じられる貴重な時間です。何回かこなしていくことで、子どもたちを楽しませられるステージさばきができるようになってきました。またYouTubeの『コロコロチャンネル』にも出演しています。キャラは、名前にちなんで「栗」のかぶりもので「クリちゃん」。どちらもいわゆる編集業務とは違うのかもしれませんが、『コロコロコミック』では重要な編集業務です!

人生を変えた1冊

『H2』あだち充/リアルタイムではありませんが、小学5年生のときに初めて全巻揃えたまんがです。その後も、あだち先生の作品はほとんど買っています。現在のまんが編集につながる第一歩となった作品です。

就活生への1コト

就職活動は「ご縁」です。それぞれの相性があり、能力が高い人が合格するわけではありません。たとえ不合格でも自分には合わなかったと思えることが大切。少しくらいの過信ならば、前へ進む活力になってくれます。

  • 10:00 起床、簡単な朝食
  • 10:30 出社、記事ラフ作成
  • 13:00 記事作成をデザイナーに発注
  • 15:00 春からはじまる新アニメのシナリオ会議に参加
  • 20:00 先輩と食事
  • 22:00 他誌に掲載するコロコロPRの作成
  • 24:00 担当まんがのトビラ作成
  • 25:00 退社
  • 26:30 就寝

自分を動かす愛用品

会社からもらえる小学館手帳を使っています。困ったときは冒頭に書いてある「理念」を見る…ことは滅多にありませんが(汗)。僕にとってはスマートフォンより使いやすく、スケジュール管理はすべてこの手帳におまかせです。

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