第三コミック局 ビッグコミックスピリッツ

にしお ともひろ

西尾 友宏

2017年入社

まんがが持っている力で
読者の人生をより良い方向に

プロフィール

小学生のときに野球まんが『ショー☆バン』を読んで影響され、ソフトボールをはじめる。高校1年生までは野球に明け暮れ、野球部をやめてから本格的に文学が好きになる。入社後は『ビッグコミックスピリッツ(以下、スピリッツ)』編集部に配属。週刊連載2本のサブ担当と、記事ページの編集を担当している。東京都内の全26店舗を食べ歩くほどの「ラーメン二郎」好き。

まんが編集のテクニックを早く身に付けて
新人をヒット作家に導きたい

編集部には、個性が強くておもしろい人が揃っています。そうしたオリジナリティーが集合体として機能するから、『スピリッツ』が人気雑誌になっているのだと思いました。『スピリッツ』には、アイドルなどが登場するグラビアページもあります。先日初めて撮影現場に行って、ページ構成を考えました。撮影した写真は全部で300枚以上! その中から10枚ほどに絞り込んで構成をまとめるのは至難の技で、副編集長のゴーサインがもらえるまで2日間もかかってしまいました。また、今は作家の担当を引き継いでいる最中です。私がサブで担当している作家は大物な方々なので、毎日がまんがづくりの勉強になっています! また、新人作家や持ち込み作品にも日々接しています。今はまだ「絵がうまい」、「キャラクターがユニーク」などの基準だけで判断するしかありませんが、先輩たちの「まんが編集テクニック」を盗みながら、担当新人作家とともに時代を代表する作品を生み出していきたいです。

普段の何気ない生活が
作家とのやりとりにもにじみ出る

私が編集部の先輩たちに提出する「企画ノート」というものがあり、提出後に毎回、講評をもらいます。先日、その提出が遅れてしまいました。ですが自分の中で勝手に判断し、3回分まとめて提出してしまったんです。これには編集長から、「もし作家が自分に同じことをしてきたらどう思うのか?」とすごく怒られ、猛省しました。作家とは二人三脚。信頼関係の構築が大切です。普段の生活からきちんとしていないと、仕事にも必ずその怠惰がにじみ出てしまう。ひとつひとつの仕事に誠実に向き合わなくては、と強く思いました。私自身がまんがから影響を受けたように、まんがの持つ力で読者の人生をちょっとでもいい方向に向けていきたい。編集者としての大きな目標です。まずは近い将来、連載を持ち、担当作品が単行本になっていくはずです。それまで何の接点もなかった作家と編集のふたりが、膝を突き合わせ、ひとつの作品に真剣に向かっていく。そのときを楽しみに待っています。

人生を変えた1冊

『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』村上春樹/高校1年生のときにこの小説を読んで、自分の中の小説のイメージがガラリと変わりました。この作品から、作者を意識して本を選ぶようになりました。

就活生へ1コト

たくさんの人に会って話をすることで、具体的な疑問も解決できるし、思い悩んでいたことや自分の方向性がクリアになっていくこともあります。自分の中だけで熟成させないで、ときには人にぶつけてみるのもいいと思いますよ。

  • 8:30 起床
  • 9:30 出社後、メールチェック
  • 12:00 外で連載作家とランチ&打ち合わせ
  • 17:00 帰社後、入稿作業と記事ページの校正
  • 18:00 持ち込み対応
  • 19:00 新人作家との打ち合わせ
  • 21:00 残った仕事を終わらせる
  • 24:00 帰宅
  • 25:00 就寝

自分を動かす愛用品

とにかく緑色が好きで、気がつけば身の回りのものが緑だらけ。音楽が好きなのでiPodは欠かせません。文庫本も常に持ち歩いています。もちろんブックカバーは緑色。今は宮沢賢治の『注文の多い料理店』を読み返しています。

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