小学館 RECRUITING 2017小学館 RECRUITING 2017

仕事のプロセス

まんがができるまで

作品づくりにはまんが家と編集者の二人三脚、協力体制が欠かせません。中でも肝となるのは、ストーリー展開を細かく決めている打ち合わせです。展開が決まった後も、画や細かいセリフまでを印刷ギリギリまで試行錯誤を繰り返すことで、読者を満足させる作品が完成。それでは、週刊誌掲載のまんがの制作プロセスを追っていきましょう。

週刊誌のストーリーづくりは発売の3週間前にはじまる

ストーリーはまんが家と編集者が一緒に考えることも多いため、普段からテーマに合う資料(新聞記事や小説、映画など)をチェックしてアイデアをストック。打ち合わせでは丁寧な話し合いが必須のため短時間で終わることは少なく、6時間という長丁場になることもしばしば。過去の話と重複しないよう、新鮮なストーリーをひねり出す重要度の高い工程。

おおまかな展開を決めたらまんが家は下書きを開始

打ち合わせから数日後、まんが家から連絡を受けたら再び仕事場へ。鉛筆でコマ割りとセリフがざっくり描かれたネームをチェックします。ストーリーのオチは、まんが家と編集者が話し合いながら決定することも。ネームが完成すると、まんが家は下書きに突入。この2~3日の期間、編集者は単行本の作業や新人作家との打ち合わせをこなします。

下書きのセリフ文字を指定して完成原稿と合体させる

下書きが届いたら、2~3時間かけてくまなくチェックします。たとえば、電柱の文字や同じシーンの登場人物の服など細かい部分まで入念に。セリフ部分は書体や文字の大きさを指定し、印刷データを作成する製版所にオーダー。そこから届いた文字データの出力紙を、丁寧に校正していきます。そして締切の前日、完成原稿をまんが家から受け取り最終チェック。

発売2週間前が入稿締切。上司のチェックを受ける

完成原稿を製版所に入稿して校正紙作成を依頼。ここからは会社を離れずスタンバイ。早ければ3時間で校正紙が編集部に届き、さらなるチェックに入ります。コミック編集局には校正者がいないため念入りに確認後、編集長、副編集長のチェックを受けます。

編集長OKが出たら印刷へ。次のストーリー作成を開始

校正紙を製版所に戻したら工程は終了。印刷データは製版所から印刷所に送られます。編集者はホッとするのもつかの間、次の日から再び同じ工程がスタート。つくり続ける体力が必要ですが、その分完成した作品で人に喜んでもらえる充実感はひとしおです。