内定者アンケート

2017年度定期採用の内定者にアンケートを実施しました。就職活動中の「やってよかった!」「失敗した!」こと、小学館を志望した動機は?、面接で聞かれたことは? 読めば「小学館で働くイメージ」がもっとリアルに想像できるかもしれません。

1. 職種や企業を選ぶ際に基準としていたもの(あなたの就職活動の“軸”)を教えてください。

自分が情熱を注げるものに携われる職種・企業であるかどうかが基準でした。基本的に熱しやすく冷めやすい自分がずっと愛情を注いできたものはまんが。そういうものに関われる仕事ならば熱意を失わず長く勤めあげられるだろうと感じていました。

女性
コミック誌志望

しんどそう、だけど楽しそうと思えるかどうかを大切にしていました。学内説明会や合同説明会を利用して、できるだけさまざまな業界の企業の話を聞きました。その中で睡魔に襲われなかった業界を受けました。理性的な自己分析も大切ですが、ときには本能に分析してもらうのも手だと思います。

女性
コミック誌志望

自分がワクワクできるものがあるかどうかです。その会社で働くことを想像したときに、「自分の将来のビジョンを具体的に考えることができるか」ということを軸にしていました。そして最も重視していたのが、そこで働く人たちに魅力を感じるかどうか、ということです。

女性
宣伝志望

私の基準は「好きなことを仕事にしたい」、「スーツをあまり着たくない(笑)」、「少しはお金を稼ぎたい」の三つでした。自分の将来の時間のほとんどは「仕事」に費やされるので、どうせなら自分が心から楽しいと思える仕事がしたいと思っていました。

男性
コミック誌志望

「宝物をつくっているかどうか」です。大規模でなくてもいいから誰か一人の心にずっと残るもの、誰かの生き方に影響を及ぼすものをつくりたいという思いがありました。私にとっての一番の宝物はまんがなので、出版業界を第一志望に就職活動をしていました。

女性
コミック誌志望

出版社は、好きな本を出している出版社を片っ端から受けました。仕事内容を優先に選んでいましたが、実際給料もとてもよく見ていました。出版社以外では、①自ら考えて行動できる仕事(こだわりぬいてベストを尽くしたい)②常に刺激を受けていたい、という軸で広告系や商社(職種的には企画職)を受けました。

女性
コミック誌志望

2. 就職活動を成功させる秘訣はありますか?

「笑顔」「挨拶」はいわずもがな、それをされて嫌な気になる面接官はおそらくいないかと。ある種の自己満足かもしれませんが、とにかく選考においては、面接・待ち時間問わず社員の方々と相対するときは笑顔・そして元気な挨拶を心がけていました。

男性
コミック誌志望

自分の気持ちを言語化できるようにしておくこと。たとえば、まんがに対する愛情や大学での頑張りや苦労を、面接官に自分と同じくらいの熱量で感じてもらうことはとても難しいです。また、何百という学生が面接を受ける中、通り一遍の言葉では印象にも残らない。どうやって話せば、どんな言葉を使えば相手に自分の想いが伝わるかを考えていたことが、面接で活かせたのかなと思います。

女性
コミック誌志望

「就活をナメないこと」に尽きます。「日本の就活制度はクソ」なんていうのであればその制度に乗らずに就職すべきであり、その制度の中で戦う限りは、勝つために努力を怠ってはいけません。しかしそのうえで自信満々であるのが望ましいと思います。その自信は、就活をナメることにより生まれる自信ではなく、真摯に努力した結果得られる自信です。

男性
コミック誌志望

とにかく量をこなすことです。緊張感のある面接も何十回と繰り返せば慣れていきます。一般企業を多く受けることで実戦を積み、本命の出版社に臨みました。量をこなして質を上げる作戦を私はとりました。忙しいことが好きな人は試してみてください。

男性
書籍志望

「行動力」と「人と話すこと」。就活はみんなが初心者で一斉にスタートします。少しでも不安をなくすため、先輩を捕まえてはESを添削してもらい意見交換をし、数うちゃあたる的なノリで合同説明会・セミナーに参加していました。人に話すとストレス発散にもなるし面接でも役立ちます。就活中はとにかく語っていました(笑)。

女性
コミック誌志望

周りの意見を聞くのは、会社選びにおいて自分が絶対に譲れないことをひとつ決めてからにすることです。良かれ悪しかれいろいろなことをいわれますが、最終的に決めるのは自分です。その後は、よそ見をせずにできうる努力をひたすら続けることです。

男性
コミック誌志望

3. 就職活動中の失敗談を教えてください。

面接中に、大学の女子学生向け就活マナー講座で習った座り方(膝を閉じ、脚は斜めに揃える)を意識しすぎてしまい脚がしびれ、面接が終わり立った瞬間に面接官の目の前で盛大に転んだことです。もちろん結果は…。

女性
宣伝志望

面接も慣れてきた頃、気の緩みから準備不足のまま面接を受けてしまったことがありました。話の根拠を示せなかったり、志望動機をうまくいえず支離滅裂になっていたり、話しながら自分で嫌になるほどでした。面接官にも、「あなたが会社でやりたいことがよくわからなかった」といわれてしまい、深く反省しました。

女性
コミック誌志望

動き出しが遅すぎて、OB訪問などあまりしないままESを出してしまいました。ESが面接の前提になるので、早めに志望職種や志望動機を固めておいたほうが良かったです。あとは面接で話すこと、質問されることまで想定してESを書くべきでした。

男性
ライツ・
クロスメディア志望

多くの企業を受けたために、焦りのあまり提出したESのコピーを取り忘れる失態を何度か犯してしまいました。自分の考えた企画の記憶が曖昧なまま面接に臨んでしまったのは致命的でした。ESの締め切りには余裕を持つべきでした。

男性
書籍志望

説明会の会場に辿り着けなかったことがあります。開始時間ギリギリに行こうとしたらまず乗り換えを間違え、焦って駅で迷い、大幅に遅れてしまったので泣く泣く行くのを諦めました。当たり前ですが、時間には余裕を持つのが大切です。

女性
コミック誌志望

出版社のES作成に思ったより時間がかかったことです。締め切りに間に合わず提出を諦めたものもあり、もったいないことをしたと感じています。しっかりスケジュール管理をすることの大切さを身に染みて実感しました。また、かなりの確率で電車が遅延したので、面接会場には早めに到着することをおすすめします。

女性
書籍志望

4. 小学館に興味を持ったきっかけは?

『幼稚園』『ちゃお』を幼少期に愛読していましたが、何よりも小学6年生のときに「12歳の文学賞」に応募し、奨励賞をいただいたことが一番大きいです。自分の書いたものが評価されたことがとてもうれしく、私にとって小学館は「将来出版関連の仕事に就く!」と決意させてくれた会社です。

女性
書籍志望

まんがに関わる仕事に携わりたく、ある程度大きな出版社に行きたかったので、就職活動は三大出版に絞っていました。その中でも昔からあだち充先生が大好きだったことと青年誌でもスピリッツが大好きだったので、小学館に興味を持ちました。

男性
ライツ・
クロスメディア志望

大学で演劇活動に没頭してきて、仕事もなにか物語を創作することに携わりたいと考えていました。映画やテレビ、音楽などさまざまな業界を考えましたが、作家の一番そばで創作に携わることができる職業である編集者が理想だと思い、出版社最大手である小学館に興味を持ちました。

男性
コミック誌志望

小学生の頃から好きなまんが雑誌があったからです。小学生の自分も大学生の自分も、いつのときも変わらずに夢中になれるまんが雑誌が小学館にはありました。だからこそたくさんの少年少女にまんがを読む興奮と驚きを伝えられると考え、小学館で働きたいと思うようになりました。

女性
コミック誌志望

アルバイト先の本屋で、少年たちがお小遣いの小銭で『コロコロ』を買っていく場面に何度も遭遇して、意識するようになりました。お金をトレーに乗せるやいなやそわそわして、本を渡すと嬉しそうな顔をするのをみて、一度でいいから自分が関わったもので誰かをあんな風な顔にしたいものだ…と思ったのがきっかけです。

女性
コミック誌志望

私は、まんがの編集者になりたいと思っていたので、小学館のことはずっと前から意識していました。自分の家にある本棚を見てみると、「小学館」の作品が想像よりも多く、自分が「何度も読み返した」作品のほとんどが小学館でした。

男性
コミック誌志望

5. 小学館の「質問会」に参加された方は感想を教えてください。

志望部署以外の社員の方のお話を聞けて良かったです。小学館全体のさまざまな取り組みや、社風・理念について触れた最初の機会であり、企業研究を行うきっかけになりました。会社主催なので堅苦しい質問会を想像していたのですが、社員の方がざっくばらんにお話ししてくださり、人に対するイメージも柔らかくなりました。

女性
コミック誌志望

さまざまな職種の方の話を聞けるため、志望職種を固めるのにとても役立ちました。はじめはまんがの編集をなんとなく考えていましたが、質問会で自分のやりたいことはまんがを世の中に売り出していくことだ、と気づくことができました。

男性
ライツ・
クロスメディア志望

直接働いている方々の話を聞けたことは勿論よかったのですが、何より私にとっては出席者を見てこれほど多くの人が、これほど真剣に出版社に行きたいと考えているのかと思い、ライバルを確認できて気が引き締まりました。

男性
書籍志望

具体的なイメージを持つことができました。ピンポイントで自分の志望する雑誌の編集の方のお話を聞けたので、志望動機が明確になりました。また社員の方が比較的若手の方だったため、数年後の自分が小学館で働いている姿を想像してモチベーションが上がりました。

女性
コミック誌志望

仕事に対するイメージを、先輩方に質問することでリアルなものにできました。特にライツは、仕事内容がイメージしづらかったので、質問会はエントリーシートを書く際に役に立ちました。また、自分のイメージしていることが「真実」なのかどうかを聞いてみるのは大切だと思います。

女性
コミック誌志望

私の大学は小学館のOBが少なく、連絡を取りOB訪問するのが難しかったので、小学館の編集者の生の声を聴くことができたのは本当に良かったです。自分が疑問に思っていることを、編集者に直接答えてもらう機会はなかなかないので、参加することをおすすめします。

男性
コミック誌志望

6. 小学館の筆記試験対策で「これは絶対やるべき」「やっておいてよかった」ことはありますか?

書店巡りをして、はやりの本や自分の好きな本の傾向をつかむことです。また、たまたま見たTwitter広告に載っていた『うしおととら』のパズドラコラボが筆記試験に出たこともありました。興味のない分野でも、SNSだと何となく頭に入るので、ニュースサイトをフォローするのはおすすめです。

女性
書籍志望

基礎的なSPIなどは対策したほうがいいと思います。私は1冊本を買って問題形式を把握して場数を踏みました。時事問題の本も3年生の12月から1冊読んでいましたが、小学館の試験はまったく手ごたえがない試験でした。幅広いジャンルから出題されるので、ニュースを見るなど日頃の生活が大事だと思います。

女性
コミック誌志望

趣味を我慢しないことです。就活中も話題の本やまんがを読んだり、映画を観たり、展覧会へ行ったり、アイドルに癒されたりしていました。息抜きになり、筆記試験対策になり、ESや面接のネタにもなります。いいこと尽くめです。

女性
コミック誌志望

SPIの問題も受験の蓄積があるからと決して油断せずに参考書などで復習するべきです。出版社特有の(非)常識問題などの対策は、その1年を通して時事ネタに注目しながら新聞テレビを見る。作文問題は、マスコミ対策で広くいわれるような予定稿づくりと、友人などに評価してもらいそれを磨いていくのがいいと思います。

男性
コミック誌志望

物語を書き慣れておくといいと思います。私は演劇などの脚本を書いていたので出版社の筆記試験で頻出の「三題噺」は特に対策もすることなく、本番中も楽しんで創作を行えましたが、初めて書いたという人は苦労していたようです。物語でなくとも、ブログなどで人に読ませる文章を書いておくことをオススメします。

男性
コミック誌志望

SPIの勉強は就活の早い段階からコツコツとやっていたので、直前に焦ることがありませんでした。あと、ギャグまんがやギャグアニメを就活中に見ていたので、思考回路がわりとおもしろい方向に寄っていたこともあり、クリエイティブ系の問題も楽しくできました。

女性
宣伝志望

7. 小学館の面接で印象に残っていることはありますか?

一次面接で、「こんなに面接っぽくなくて大丈夫かな」と思ったのを覚えています。面接官の質問に私が答えるというよりは、自然に会話をしているような雰囲気でした。最終面接まで私服だったこともあり、少し肩の力が抜けた状態で臨むことができたように感じます。

女性
コミック誌志望

ドラマ『重版出来!』で印象に残った話はなんですか?という質問がありました。私は第6話で号泣したことについて話したのですが、話している最中にまた泣けてきてしまって、泣きながら話していたら爆笑されたことです。ああ、駄目だこれは落ちた…と落ち込みましたが通過通知をいただいたときは本当に驚きました。

男性
コミック誌志望

一次面接で、面接官の方に「君はまんがの編集者に向いてるよ」と褒められたこと。この面接官の方のひとことが、就活をするうえで、大きな心の支えになったとともに、小学館との「縁」を感じるきっかけとなりました。すべての面接を通して、自分の「好き」に対して、とことん興味を持ってくれる面接でした。

男性
コミック誌志望

最終面接で、社長からESの新雑誌を考える企画について「おもしろい、実際にやってみたい?」と聞かれたことです。いち就活生の考えたつたない企画であっても、きちんと目を通してくださっているとわかってうれしかったです。

女性
書籍志望

複数の面接を通じて、一貫して「話を聞いてくれる」「魅力を引き出そうと質問してくれる」印象を受けました。ゆえにいずれの面接も楽しく話せたのですが、四次面接での役員が目の前に並ぶ光景にはさすがに圧倒されました。その場で一次面接の際に受験票を忘れたことを指摘されたときは、身も凍る思いで、面接後はもうふらふらでした。

男性
コミック誌志望

逆質問や面接の受け答えの中で「これからの出版社はどうなるか」という話に何度かなりました。その際、いずれの面接官の方も出版社の現状や抱える問題に言及しながら、これからの展望や何をやっていきたいかをお話しくださいました。最後には、私はどう考えるかという問いを投げられるため、面接ごとに考えが深まりました。

女性
コミック誌志望

8. 小学館へ入社を決意した“決め手”は何でしたか?

素直すぎるくらい素直に受け答えしても落とさないでいてくれたことが決め手になりました。他の会社は素直に回答して軒並み落ちていたのですが、小学館は残してくれたので、根っこの部分が会社の気質と合っているのだろうと思えました。

女性
コミック誌志望

大好きな作品があるから…というのはもちろんですが、一番自分らしく話すことができたからです。面接官の方々の聞き出し方がとてもうまくて、素直な自分の気持ちをいえ、ここでなら自分らしく生きていけると思いました。何よりも面接官として会った社員の方々が魅力的で、ここに決めない理由はありませんでした。

女性
宣伝志望

「まんがからは人生を変えるくらい得られるものがある」からこそ「まんがを数多くの人たちに手にしてほしい」という思いが私にはあります。『名探偵コナン』を代表に、小学館のコンテンツには子どもから大人までが一緒にワクワクできるものが、数多く存在します。私の思いが実現できる環境があると思い、入社を決意しました。

男性
コミック誌志望

人です。就職活動をはじめた当初は「会社をやりたい仕事ではなく人で選ぶなんて」と思っていました。ですが社員の方々とお話しさせていただく中で、この方々と働けばやりたい仕事ができると思うようになりました。穏やかで、でも熱い思いを持った方々と一緒なら、素敵な作品をつくることができると感じました。

女性
コミック誌志望

一時期自分は物語をつくる才能が無いのではと思い、他業種に行きかけていましたが、内定をいただき、自信を回復したので出版に決めました。数ある出版社の中でも特に小学館を志望したのは、各社が出しているコミックアプリの中でも小学館の『マンガワン』が、一番自らの考える出版の未来の在り方に近く、かつおもしろい事業を行っていたからです。

男性
コミック誌志望

まさか内定をいただけるとは本当に思っておらず、内定をいただくことができたならば一も二もなく承諾するつもりだったため決め手はありません。ただ、就職活動中に受けたすべての筆記試験や面接を通して、小学館が一番楽しかったのは印象に残っています。面接でまんがや小説の話ができるなんて最高じゃありませんか?

男性
コミック誌志望

9. 小学館に対するイメージは就職活動前と現在とでどう変わりましたか?

特に集英社・講談社と比べると真面目でカタい、というイメージがあったのですが、OB訪問や面接、内定をいただいた後の懇親会などを通じて社員の方々と話してみると、決してそんなことはないと思うようになりました。また小学館全体のカラーというより部署ごとのカラーの差のほうがずっと大きいと感じました。

男性
コミック誌志望

イメージが変わったというよりも、これまで一側面しか知らなかった小学館のさまざまな表情に気づくようになりました。特に、新ビジネス(主にWeb分野)に対する考え方や取り組みは、出版社の文化的側面を重視しがちだった私にとって新鮮かつ魅力的でした。小学館の将来を見据えた戦略的側面に着目してもおもしろいと思います。

女性
コミック誌志望

就職活動を通して、とても温かみのある社風だと感じるようになりました。内々定後には家庭訪問があったり、人事の方が親しみやすく接してくださって、会社を挙げて新入社員を育てていこうという雰囲気が感じられました。女性は結婚・出産後も仕事を続けている人が多いとうかがい、この会社でなら生涯を通して本づくりに携わることができると感じました。

女性
書籍志望

特に変わりませんでした。綺麗事などいわず正直に話してくれたので、イメージが変わることはありませんでした。

男性
ライツ・
クロスメディア志望

どの出版社も全体として忙しく殺伐としているという勝手な自分のイメージがあったので、怖い人が多くいるのかと思っていましたが、小学館の面接を受ける中でそのような人は全く居らず、いい意味で印象が変わりました。

男性
書籍志望

変わりました。なんとなくお固いイメージを持っていましたがそんなことはなく、人事担当の方々はもちろん、面接官の方々も気さくで良い人たちばかりでした。なにより、あらゆることを柔軟に取り入れ、出版に活かしていこうとする姿勢を今ではひしひしと感じています。

男性
コミック誌志望

10. 就職活動中くじけそうになったとき、助けてくれた・心の支えとなってくれた人や物はありますか?

「マイルール:選考をひとつ終えたらまんがを買う」。面接での失敗を引きずる心を慰めるように、選考が終わると大体本屋に立ち寄っては目についたまんがを大人買いしていました。まんがを読むことで楽しい気持ちになれて出版業界に入りたい気持ちを再確認でき、業界研究にもなる!いいルールだったと思います。

女性
コミック誌志望

私は一年目の就職活動を失敗したので決定的にくじけそうになったのですが、そのとき救いとなったのは、知らない人たちとの出会い。高校や大学の先輩といったツテをたどりさまざまな方の話を聞くと、留年なんてまったく大したことじゃないなと思えるほど視野が広がり、むしろ留年したことにより生まれたさまざまな可能性を楽しむことさえできるようになりました。

男性
コミック誌志望

母。就活をはじめた当初、進路に悩んで出版社以外の企業も探していました。出版社に受かるとは思っていなかったし、わりと夢を語るのが恥ずかしいタイプだったので口に出せませんでした。出版社のESを作っているとき、母から「前から出版社行きたいっていってたからね」といわれ、昔の気持ちを思い出すことができ、出版社に就職しようと決意しました。

女性
コミック誌志望

二浪時代の辛かったときに自分を支えてくれた本をできるだけ多く読み返し、自分が救われたように人を本で救うことができたらこれ以上自分にとって価値のある仕事はないだろうと再認識することで、自分を鼓舞していました。

男性
書籍志望

就活中にずっと感じていたことは、友達は本当に大事だなということです。就活中は何度も友達に救われました。一緒に励まし合える友達と定期的に会って報告し合っていたので、最後まで心が折れずに乗り越えられたと思っています。あとはストレス発散に一人カラオケに行って、暴れていました。

女性
宣伝志望

昔からQUEENが好きで、特に就活中は夜行バスの中や電車の移動中など、とにかくずっと聴いていました。『It's A Hard Life』を聴く回数が就活期間中だけすごく増えていたので、知らず知らずのうちにフレディが心の支えになってくれていたのだと思います。

男性
コミック誌志望

11.「 働くこと」に対して、就職活動を終えた今だからこそ考えられること。
また、就職活動生へのアドバイスをお願いします。

周りの人に期待してもらえて、それに応えることができそうでも、自分が望んだことでなければ、その先で辛いことがあったときに誰かのせいにしてしまう気がします。自由でいるために、考えて考えて自分で選ぶことが大事だと思います。

女性
コミック誌志望

悩む前にまずやってみることをおすすめします。就活中たくさんの人や会社に出会う中で、考えていたものとはまったく違う可能性を発見することがありました。自分が何をしたいのかは、机に向かって考えるだけではわかりません。働いている人や環境を自分の目で確かめて、納得できる選択をしてください。

女性
コミック誌志望

人生のすべてが、就活に左右されるわけではありません。「仕事」はあくまでも「人生」を豊かにする手段のひとつです。出版社は倍率も高く、どうしても「運」が必要になるかもしれませんが、小さな結果に一喜一憂せず頑張ってください。

男性
コミック誌志望

はじめは思い通りの就活をすることができませんでした。しかし、「あの会社に入りたい」という思いではなく、「私はこうなりたいからこの会社に入りたい」と、やりたいことやなりたい自分を具体的に考えるようになってから、就活が少し楽しくなりました。あとは最後まで自分を信じることが大事です!自分の一番の味方は自分自身です!

女性
宣伝志望

就職活動は大学での学びを邪魔するだけじゃなかったと終えてみて思いました。というのも、就活をきっかけにキャリアや叶えたい夢を考え、それによって自分に必要なことが明確になったからこそ、大学での学びが深まったからです。自分が今持っている知的好奇心を探求し続けられる仕事をぜひ見つけてほしいと思います。

女性
コミック誌志望

「好きなことを仕事にすると辛い思いをする」とよくいわれました。しかし、これから人生のほとんどを仕事をしながら過ごしていくことを考えてみてください。今が大事なときです。「働くこと」を真剣に考え、将来絶対に悔いのない進路を選べるよう頑張りましょう。みなさんの健闘を祈っています。

男性
コミック誌志望

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