藤井 敬也

若い人にとって
もはやスタンダードのデジタル。
あなたの「こうすれば!」が
歴史に残るかもしれません

藤井 ふじい 敬也 たかや

デジタル事業局
Webメディア推進室
課長 兼
デジタルメディア室
室長
1993年入社

藤井の人柄
順応性が高く
新しいモノ好き

プロフィール

小学生の頃から人に何かを教えたり、伝えたりすることが得意な気質を活かし、学生時代のアルバイトは家庭教師やテニスコーチ。その手法は丁寧でわかりやすく、よく褒められたとか。そんな経験から「わかりやすく人にものごとを伝える」職業として編集の道を選ぶ。まず、当時の第一編集部『少女コミック』に配属となり、1996年には『女性セブン』へ。1997年に『Oggi』に異動して以降、約15年間『CanCam』『Domani』など、女性誌の世界で活躍。『CanCam』在籍時にはホームページのみだったWebサイトを独立したメディアとする目的で『CanCam.TV』という動画中心のメディアを立ち上げる。2010年にデジタル事業局『コンテンツ開発室』へと異動し、2年後課長に就任。2016年より現職。デジタル事業局ではメディアの立ち上げに従事し、『美レンジャー』『Menjoy!』などを次々と手がけ、注目される。

私の好きなモノ・コト

ゴルフ歴は約23年。独身の頃は週1ペースでコースに出ていたので、年間50ラウンド近くしていましたね。最近はなかなか回れず、平均して月1.5ラウンドくらい。ベストスコアは74!

出版社がデジタル分野で
成功するためには
“情報の共有”が大きなポイント

私は肩書き上、ふたつの組織に属しています。まずは『デジタルメディア室』です。室長として、『美レンジャー』『Menjoy!』『WooRis』『BizLady』『VenusTap』の5つのWebメディアの運営を取り仕切っています。5つのメディアが同じ会議に参加し、お互いのアクセス状況などの情報を共有し合って進めています。それにより、ひとつのメディアでは見過ごしてしまうような流行の兆しでも、5つのメディアを通すことで見えてくる、というメリットがあるのです。もうひとつは『Webメディア推進室』。この組織は、各編集局が運営しているWebメディアの責任者が、局をまたいで属している横断的なチームです。実際、新たなWebメディアを立ち上げようとしても、その部署にデジタルの知見が豊富な人材がいるとは限りません。しかし、全社的に見ればすでに実績を上げている人も多くいるので、それぞれで結果が出ている施策やコスト削減法などを共有して、より効率的なメディア運営ができるよう目指しています。Webのシステムは常に更新されるので、それらの最先端の情報をWebに詳しくない人にもわかりやすく伝えることはなかなか難しくもありますが、やりがいはとてもあります。

今までの“型”にとらわれない、
新しい発想で
出版業界に新風を吹かせよう!

出版は「こんなコンテンツ・記事を世の中に出したらおもしろい」と、自分の考えをダイレクトに形にできるのが魅力です。それは、媒体が紙ではなくデジタルでも同じこと。私がデジタルを手がけはじめた頃はこの分野に明確なルールがなく、組織のつくり方からお金のかけ方に至るまでビジネススキームがありませんでした。それでも小学館には「ここに新しい出版の未来がある」という意識があり、私にいちからWebメディアの立ち上げを任せてくれたのです。新しいことに対しても、現場の意見を最優先にしてくれる土壌がある会社だと実感しましたね。最近、小学館はIT業界から若い転職者が増えていて、彼らとデジタルマーケティングチームを組んでいます。そこでは、自社の各Webメディアから集めたビッグデータをどう活用するか、ということを模索している真っ最中で、会議では率直かつ新鮮な意見が飛び交っています。このように、デジタルが当たり前の中で育った若い人たちからすると、「今の小学館のビジネス、もったいないな」と思うようなことは多いのではないかと。だからこそ、あなたの斬新なアイデアが小学館だけでなく、出版業界そのものに影響を与える可能性だってあるのです。

デスクからみる藤井の人柄

藤井ってじつはこんな人

仕事って、ついつい「あれもやらなきゃ、これもやったほうがよさそうだ」と、増やしてしまいがちです。でも時間は有限ですし、人ひとりがやれることなんて、実はたかが知れている。なので、「やらないことを決める」「やることの優先順位をつける」のは大事ですし、やらないという選択は怖いことでもあるので勇気が要ります。藤井さんはこれの達人です。あと、それを活かしているのか、仕事以外も多才で、テニス、ゴルフ、カラオケ…なんでも達人です。ちょっとずるいですよ(笑)。

デジタルメディア室
青木 岳

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