ごっこ

ニックネーム:ごっこ <男性>

専攻学部学科:経済学部経済学科
配属志望部署:ファッション誌

分析結果

<自己分析による「私の能力」>

グラフィックデザイナー

PERSONALITY井の中の蛙、大海で波乗り

僕は幼い頃から絵を描くのが好きで、昔から何かとデザインを任されてきました。大学で入った部活のユニフォームデザインで賞を取ったことで、グラフィックデザインを本格的に学びたいと思い、オーストラリアの美大に留学しました。語学の壁は勿論、膨大な課題や初めて使うソフトの数々、さらに留学生がひとりだったため友人づくりにさえ苦労しました。また、学生の多くがデザイナー経験者だったので、ちょっと絵が描けるくらいの自分などまったく歯が立ちませんでした。そんなとき、気分転換にサーフィンを始めました。そこで初めて、現地の友人ができました。次第に友達も増えていき、恩師に出会い、毎日10時間以上デザインと向き合い続けた結果、学内コンペで優勝し、専門士の資格を取得して卒業しました。その後も、香港企業のロゴやHP、都内美容院のチラシや大学のトートバッグなどをデザインしています。

自分をイメージしたキャラクター(自画)。

STRONG POINT自分が作った雑誌『Taylor』を面接に持参

留学中、構成やレイアウトすべてをデザインして1冊の雑誌をつくるという課題がありました。読者を惹きつける上で、内容は勿論、フォントや空白の大きさ、段組などすべてのデザインに意味があると知って、私はその授業の虜になりました。面接ではその際につくった雑誌を持参し、毎度面接官に見せました。すると「君プレゼンうまいね」と褒めてもらえました。また、小学館は私服での面接なので、自分らしい服装をしたのも良かったと思います。僕は全面接Tシャツ、ジーパン、スニーカーで望みました。回を重ねる中で、「今日はそういうTシャツなんだね」と覚えてもらえていたことがうれしかったです。

美大留学中につくった雑誌。

WEAK POINT情弱は不利です! ちゃんとした写真をちゃんと貼るべきです!

他の就活生がどのように就活をしているのかをしっかり把握しておくと間違ったことをしないで済みます。だから、友達と細かく情報交換をするべきです。自分の場合は、写真で失敗しました。どうやら就活用にちゃんとしたところで写真を撮るべきだったようです。僕は駅前の証明写真機で撮影したのですが、表情が穏やかではなかったようで、面接時に「君なんでこの写真にしたの、ガンつけてる?」と聞かれました。さらに画像をESに貼りつけて印刷したので、志望度が低いとも思われたようです。ケチはせずにちゃんとした写真をちゃんと貼ることをオススメします。

自分のES写真のイメージ図。

内定者への質問状

ごっこくん、こんにちは。小学館人事のM島です。元々出版志望ではなかったけれど、学内セミナーで話を聞いてくれたことをきっかけに、小学館を受験してくれたごっこくん。結果、来年の4月には「仲間」になれますね。とても縁を感じます。そんなごっこくんに質問です。

10年後の自分は、どうなっていると思いますか?

小学館人事 M島

僕の今の目標は「デザインができる編集者」です。将来日本一おもしろくてかっこいい雑誌をつくるために、10年後は日々頑張っていることと思います。新しいソフトに疎い30代にはなりたくないです。また、留学を通して、海外では人生の選択に国の枠組みがまったくないと知り、想像以上に進む世界の一体化を肌で感じました。理不尽な差別も経験したので、いつか日本人の活躍をサポートできる雑誌をつくりたいと考えています。そのために中国語なども勉強していて欲しいです。一方で、今まで通り趣味や友人との時間を大事にし、過去の挫折感は決して忘れない人間でいたいと思っています。しかし、編集の仕事に就くと太りやすいと聞いたので、体型がバレにくい服装をしているとは思います。