内定者16名の就活役立ち層グラフ

内定者たちの就活の志向と傾向をアンケート調査。彼らの積み重ねた経験が数値化されたさまざまな形の地層からあなたは何を読み解く?!

Q1. 小学館の企業研究にどれくらい時間をかけましたか?

  • 1. 1日~1週間(3人)
  • 2. 1週間以上(2人)
  • 3. 1か月以上(5人)
  • 4. 3か月以上(6人)

雑誌に焦点を当てました。どの雑誌が小学館のものなのかを把握し、それぞれの雑誌の読者層やテーマを調べ、自分なりの感想を持つようにしました。(1の回答者)

採用担当のコメント

企業研究のメインが「出版物を読む」になるため、それなりに時間がかかっていますね。でも普段から読んでいれば、その分負担は軽くなるはず。他社の出版物と読み比べてみることで見えてくることもあるかと思います。

Q2. 就職活動の情報収集には主に何を利用しましたか?

  • 1. インターネット(10人)
  • 2. 大学の就職課(0人)
  • 3. 就職活動関係の本(3人)
  • 4. 合同企業説明会・
    リアルイベント
    (3人)

就職活動を進める中、面接以外で社員さんたちとお話する機会がいちばん多い会社でした。新しい建物の洗練された内装に「今回はどんな部屋なのかな?」と来る度に楽しみにしていました。(4の回答者)

採用担当のコメント

時代の趨勢でやはりネットが多いですね。ご注意いただきたいのが、インターネットには誤った情報もあるということ。某掲示板に偽の面接情報が載ったことも。情報に振り回されないよう、自ら取捨選択をしてください。

Q3. 企業説明会にはどれくらい参加しましたか?

  • 1. 合同企業説明会・
    個別説明会・座談会に参加した
    (7人)
  • 2. 合同企業説明会・
    個別説明会に参加した
    (4人)
  • 3. 合同企業説明会のみ参加した(1人)
  • 4. 説明会等には参加しなかった(3人)
  • その他(座談会にのみ参加)(1人)

合同企業説明会は疲れてしまうので行きませんでした。志望企業をしぼって個別にじっくり話の聞ける説明会に行っていました。(2の回答者)

採用担当のコメント

今回の内定者には、たまたま大学の学内説明会で小学館の話を聞き、それをきっかけに出版社は小学館だけを受けた、という人が。縁ですね。同時に、「ライブ」だからこそ伝わるものがあったのではないかと考えています。

Q4. OB・OG訪問はしましたか?

  • 1. 何度もした(4人)
  • 2. 数回した(3人)
  • 3. 1度だけした(0人)
  • 4. しなかった(9人)

こんなにOB訪問が可能かつ、したいと思えた会社はありませんでした。そして一度だけ厳しいお話をして頂きました。もしかしたら一生に一回、そのとき会うだけかもしれない人の成長に期待してくれる度量に応えたくなりました。(1の回答者)

採用担当のコメント

小学館はOB・OG訪問Webサイト/アプリ「VISITS OB」を使っています。所属大学は関係なく、興味がある部署の社員にアプローチできるようにあえて設定。質問にも細やかに対応できますので、ご興味があれば、ぜひ。

Q5. エントリーシートにどれくらい時間をかけましたか?
(準備期間も含む)

  • 1. 1日~1週間(8人)
  • 2. 1週間以上(4人)
  • 3. 2週間以上(3人)
  • 4. 1か月以上(1人)

小学館はES提出締切の数日前にプレエントリー⋯⋯。徹夜で書き上げ、締切当日の早朝に神田郵便局に駆け込みました。無事に届くか、不安でいっぱいだったので早めに取り掛かることをオススメします! 本当に!(1の回答者)

採用担当のコメント

2019年度の応募締切は4月10日。他業界含めES締切ラッシュの真っ只中。一気に書き上げた人が多かったようです。当日朝に郵便局へと駆け込んだ人もいますが、一方で間に合わなかった人が結構いたのも事実。ご注意を。

Q6. 面接の練習はしましたか?

  • 1. かなりした(3人)
  • 2. した(6人)
  • 3. あまりしなかった(4人)
  • 4. まったくしなかった(3人)

エントリーシートの内容をただ覚えるのではなく、面接官の方と雑談をする気持ちで臨みました。(2の回答者)

採用担当のコメント

面接で大事なことのひとつに、「コミュニケーションを取れるかどうか」があります。一方的に言いたいことを喋るのでなく、ぜひ会話のキャッチボールをしてください。面接官も皆さんと「会話したい」と思っていますよ。

Q7. 学生時代に力を入れていたことはありましたか?

  • 1. 学業(3人)
  • 2. サークル活動(6人)
  • 3. 課外活動・アルバイト(6人)
  • 4. 恋愛(1人)

1、2、3と来て4の流れが美味しいですね。「人生を豊かにするのは旅と読書、そして恋愛だ」と耳にしたことがありますが賛成です。(4の回答者)

採用担当のコメント

「4」を選んだ1名、コメント含めかっこよすぎます! 1~4のどれもが、大学生活の醍醐味ですよね。どんな思いで力を入れられたのか⋯⋯面接でいちばんお聞きしたいのは、実はこの「気持ち」の部分だったりもします。

Q8. 筆記試験対策にどれくらい時間をかけましたか?

  • 1. 1か月以上(9人)
  • 2. 3か月以上(1人)
  • 3. 6か月以上(0人)
  • 4. しなかった(5人)
  • その他(2週間)(1人)

継続し勉強していたわけではなく、筆記試験直前に、朝日キーワードを確認した程度でした。しかしそれだけでも全然違います。(4の回答者)

採用担当のコメント

出版各社の筆記試験は難しいと言われますが、それは事実かと。幅広い知識を求められるのは、世の中のあらゆることが企画の種になるから。自分の視野・幅を広げることにつながると思って、ぜひ能動的にご準備ください。

Q9. 就職活動時に接した小学館の社員の印象は?

  • 1. おとなしい、優しい(5人)
  • 2. 激しい、怖い(0人)
  • 3. 若く見える、元気(6人)
  • 4. 個性的、つかみどころがない(5人)

編集者というと怖いイメージがあったので、こんなに明るく話しやすい方々だと思いませんでした。(3の回答者)

採用担当のコメント

「2」タイプもいるんですけどね(笑)。児童書がルーツにある出版社だからか、他社と比べて「穏やかな人が多い」とはよく言われます。ただ総合出版社は個性の集まり。その多様性が、多彩なコンテンツを生み出すのです。

Q10. 小学館以外の出版社をどれくらい受けましたか?

  • 1. 3社以上(5人)
  • 2. 5社以上(2人)
  • 3. 10社以上(6人)
  • 4. 小学館しか受けていない(2人)
  • その他(1社)(1人)

とにかく出版社と名がつくところは全部受けるような勢いで就活していました。たくさん悔しい思いもしましたが、結果的にいちばん働きたかった小学館に内定をいただけたので、努力の甲斐あったなと思っています。(3の回答者)

採用担当のコメント

出版各社の採用人数は決して多くないため、数多く受ける人が例年多数派です。しかし近年は売り手市場を反映し、数社だけという人も増えてきました。小学館だけを受けた2人、非常に嬉しいのですが、度胸ありすぎでしょ!

Q11. 数ある会社の中から小学館に決めた理由はどれですか?

  • 1. 希望業界だったから(6人)
  • 2. 社風が自分に合っていると感じたから(4人)
  • 3. 会社の知名度・規模の大きさから(0人)
  • 4. 小学館で働く人に魅力を感じたから(6人)

思い入れのある作品がたくさんあったため。(1の回答者)

採用担当のコメント

例年多いのは、「いちばん好きなコンテンツがあるから」。やはり「好き」は影響大。と同時に、「4」が同数だったのは嬉しいです。気を遣ったのかもしれませんが(笑)。その真偽は、ぜひ皆さんの目で確かめてください。

Q12. 就活前の読書ペースを教えてください。(書籍・雑誌・コミック)

  • 1. 週1冊以上(0人)
  • 2. 週3冊以上(4人)
  • 3. 週5冊以上(6人)
  • 4. 週7冊以上(6人)

まんがに偏りまくっています!(4の回答者)

採用担当のコメント

大学生が本を読まなくなったと言われますが、さすがの読書量で頼もしいかぎりですね。まんがに偏っている人は⋯⋯(笑)。ただ、コミック局に配属となれば、さまざまなジャンルのまんがを数多く読むことが求められます。

Q13. 話すことと書くこと、どちらが得意ですか?

  • 1. どちらも得意(3人)
  • 2. 話すほうが得意(5人)
  • 3. 書くほうが得意(7人)
  • 4. どちらも苦手(1人)

長年、ステージ(ピアノコンクール)に立つ経験をしてきたからか、人前ではあまり緊張せず話せる性格です。(2の回答者)

採用担当のコメント

マスコミに入るとはいえ、両方に自信がある人は少数派。しかしESや面接での印象からすると、内定者たちには共通点あり。それは皆、「自分らしい言葉」で伝える力を持っていること。仕事をする上でも非常に重要です。

Q14. あなたが一緒に働くなら、次のうちどのタイプがいいですか?

  • 1. オンオフ問わず仕事に没頭する人(2人)
  • 2. 周囲のサポートをしてくれる人(3人)
  • 3. 公私をハッキリと分ける人(2人)
  • 4. 今まで会ったこともないような
    エキセントリックな人
    (9人)

私自身、「切り替え」が下手なので、オンオフをしっかり分ける働き方に憧れがあります。(3の回答者)

採用担当のコメント

予想外の結果でした。もっと分散するかと思っていたので。この業界を選ぶ人は好奇心が価値基準の上位にある、というのは昔から変わりませんね。才能あふれる人と仕事をするために企画を考える⋯⋯大事な動機づけです。

Q15. どれくらいの勤務時間が自分にとって妥当だと思いますか?

  • 1. 7時間以内(0人)
  • 2. 8~9時間(8人)
  • 3. 10~11時間(5人)
  • 4. それ以上(3人)

私生活の延長が仕事であったらいいな、と考える性分。常に「おもしろい!」や「好き!」と感じるモノを日常の中から見つけていきたい。(4の回答者)

採用担当のコメント

人事としては、できるだけ無理のない働き方をして欲しいです。一方で元編集者としては、自分のやりたいことを思う存分やって欲しい。そのバランスは、それぞれが働きながら考え、決めていくべきものだと思っています。

Q16. あなたの性格を例えると次のうちどれに当てはまりますか?

  • 1. 前線で戦う兵隊タイプ(3人)
  • 2. 作戦を立てる参謀タイプ(10人)
  • 3. 情報を分析する研究者タイプ(2人)
  • 4. 後方支援に徹する補給兵タイプ(1人)

人見知りはしないし、どんな人とでもとりあえずはつき合えるタイプ。言い換えれば、どうつき合うか、常に作戦を立てながら接している狡猾さがあるのかな、と思います。(2の回答者)

採用担当のコメント

おお! 参謀だらけ! 作家さんのために作品の方向性などさまざまな視点から戦略を練るのは、担当の大事な仕事。つまりは、適性のある人が多いってことですね。ただ、出版人は4つの要素すべてが必要な仕事でもあります。