不器用な彼の頼もしい背中。
頭でっかちで、腰が重い。「放っておくといつも同じ音楽を聴き、同じものばかり食べてしまうようなタイプ」。だからこそ、あえて苦手なこと、未知なことに挑戦する。愚直というか、生真面目というか、常に何かに一生懸命な人。スポーツが苦手なのに野球やサッカーをやり始める、小学生女子の気持ちが分からないなら子どもたちに混じって『アイカツ!』のゲームをする。恥も外聞も捨てとりあえずやってみる! そうして世界が広がっていくワクワクを読者にも届けたいと彼は本気で思っている。偶然目にしたまんが原稿の持ち込みに対応する彼の背中が、2年前に出会った頃に比べずっと大きく見えたのは、やはり目の錯覚ではなかった。(by ネコ偏愛者・制作会社ディレクター)