ゾクゾクは、蜜の味。
まんが家を目指し小学館への持ち込みをきっかけに、マンガワン事業室でのアルバイトを経て入社。そんな異色な経歴だけあって、新入社員らしからぬ落ち着きと明確なビジョンを持つ彼。「収益の分配や媒体としてのまんがのあり方に対して、もっとこうしたらいいのにと考えていたことが、日進月歩で改善されていくのを現場で見られたのが大きかった」と振り返る。まんがアプリという作品と読者の新たな出会いの場で、「まんが」のこれからを考え、より大きなアプローチで「まんが」に関わることができるいまの仕事。何かを変えることで、人の意識や世の中の常識が更新される、その変化の渦中で味わう「ゾクゾク感」を語るときの彼の生き生きとした表情が忘れられない。(by ネコ偏愛者・制作会社ディレクター)