小学館 RECRUIT 2021

内定者16人の就活自己分析

小学館の未来を担う16人が、改めて見つめ直した自分自身の姿を、志望部署とともに紹介します。

内定者01

ニックネーム
あんこ
専攻学部学科
文教育学部 言語文化学科
配属志望部署
書籍(図鑑)
お気に入りアイテム
Bluetooth イヤホン

内定者による「私の能力」自己分析

フットワークは軽くいきましょう。

実はすでに働いているバリバリの社会人で、今もこれからも仕事は出版関係です。こんな自己紹介を書くとなんとなくすごそうですが、まったくそんなことはなく、珍しい経験があるわけでもないし、何かを執筆していたわけでもありません。絵本が好き、小説が好き、ちょっとした物語のはじまり風の文章を書くのが好き、誌面のデザインやレイアウトを考えるのが好き、そんな感じです。本以外にも好きなものはたくさんあります。ドラマ、バラエティ、お笑い、映画、音楽、動物、旅行、キャンプ、写真撮影、おいしいお酒とご飯などなど。基本的に誘われたら行く派なのでフットワークは軽く、インドアもアウトドアも幅広く楽しんでいます。“好き”が多いということは、それだけアンテナが増え、入ってくる情報も多いので、就活時の筆記試験ではもちろん、社会人になっても役立ちます。好きが高じて実現した誌面の企画もあるので“好き”は侮れません。

1回体験して楽しかったので、次に加えたい“好き”はSUP!
1回体験して楽しかったので、次に加えたい“好き”はSUP!

知らないことは素直に聞きましょう。

知らないことを知らないと言えること。これって意外と難しいことなのでは、と思います。無知を恥と思い、その場はなんとなく話を合わせる……でもそれはもったいないですよね。だって話を広げられないし、実はもっとおもしろい話や有益な情報があるかもしれないから。私自身あまり人見知りはしませんが、会話では「知らないことにも興味をもって話を聞き、疑問に思ったりわからなかったりしたことは素直に質問すること」を心がけています。教えてもらったことに対し、自分のアイデアを加えて還元していくことができれば、そこには信頼関係が生まれると考えているからです。実際に雑談のような会話から生まれた仕事もあります。余談ですが、私は知らない人によく声をかけられるので、人に壁を作らせず話せるのかもしれません。友人と大阪に行ったときは、お好み焼き屋さんに並んでいたおばちゃんと仲よくなっておすすめを教えてもらい、一緒のテーブルで食べました(笑)。

おばちゃんと友達と私で計3人。おすすめを4つも食べられました!
おばちゃんと友達と私で計3人。おすすめを4つも食べられました!

発想力は連想ゲームで鍛えましょう。

発想力が昔から弱いです。小学生の頃は、小説家になりたい、絵本作家になりたいなど思っていたこともありました。でも自分にはゼロからイチを生み出す発想力はなく、せめておもしろいものを世の中に伝えたいと思ったのが、編集者を目指すきっかけだったかもしれません。ただ、働いてみて感じたことは、どの職種においても発想力は求められるということ。そして、多くのアイデアや知識を自分の引き出しに蓄積し、活用することで、ゼロからイチを生み出せるということです。たとえば筆記試験では、その場でお題が与えられ、発想力を問われます。自分の頭の中の引き出しからアイデアや知識を引っ張りだし、連想ゲームをするように考えました。仕事では、ターゲットや目標から逆算しながら考えていますが、これも連想ゲームと似ています。発想力を鍛えるために、より多くのアイデアと知識を自分の引き出しに蓄え、連想ゲームに使えるコマを増やしていきたいです。

小学4年生の文集で「動物について書きたい」……意外と図鑑が近い?
小学4年生の文集で「動物について書きたい」
……意外と図鑑が近い?

あんこさん、こんにちは。小学館人事のK藤です。
大変だったエピソードを語るときでも、なぜだかいつも笑顔のあんこさん。この先の小学館人生ではきっとつらいこともあるでしょうが、笑顔で乗り越えていく姿が容易に想像できます。
そんなあんこさんに質問です。

小学館に入社して、まず会ってみたい人は誰ですか?
笑顔で乗り越えていく……意外とそうでもなく、仕事に理不尽さや不甲斐なさを感じ、怒ることも泣くこともあります。ただ、自分が取り組んだことに対して、諦めず最後までやりきったから、大変だったエピソードでも笑顔になっていたのかもしれません。どの仕事も最後は笑って終われるよう全力で取り組みたいですね。……前置きが長くなりました、すみません。まずお会いしたいのは、図鑑の編集者です。私は児童書に携わり、本好きの子どもを増やしたいと思っています。その中でも図鑑は、小さい頃から触れる本です。学びがあるだけでなくワクワクし、子どもに響く図鑑づくりの熱いこだわりを、ぜひ直接聞いてみたいです。ちなみに私は、『図鑑NEO』と『NEO POCKET』で紙質を変えているこだわりがいいなと思っています。