小学館の未来を担う16人が、改めて見つめ直した自分自身の姿を、志望部署とともに紹介します。
内定者01
内定者による「私の能力」自己分析
実はすでに働いているバリバリの社会人で、今もこれからも仕事は出版関係です。こんな自己紹介を書くとなんとなくすごそうですが、まったくそんなことはなく、珍しい経験があるわけでもないし、何かを執筆していたわけでもありません。絵本が好き、小説が好き、ちょっとした物語のはじまり風の文章を書くのが好き、誌面のデザインやレイアウトを考えるのが好き、そんな感じです。本以外にも好きなものはたくさんあります。ドラマ、バラエティ、お笑い、映画、音楽、動物、旅行、キャンプ、写真撮影、おいしいお酒とご飯などなど。基本的に誘われたら行く派なのでフットワークは軽く、インドアもアウトドアも幅広く楽しんでいます。“好き”が多いということは、それだけアンテナが増え、入ってくる情報も多いので、就活時の筆記試験ではもちろん、社会人になっても役立ちます。好きが高じて実現した誌面の企画もあるので“好き”は侮れません。
知らないことを知らないと言えること。これって意外と難しいことなのでは、と思います。無知を恥と思い、その場はなんとなく話を合わせる……でもそれはもったいないですよね。だって話を広げられないし、実はもっとおもしろい話や有益な情報があるかもしれないから。私自身あまり人見知りはしませんが、会話では「知らないことにも興味をもって話を聞き、疑問に思ったりわからなかったりしたことは素直に質問すること」を心がけています。教えてもらったことに対し、自分のアイデアを加えて還元していくことができれば、そこには信頼関係が生まれると考えているからです。実際に雑談のような会話から生まれた仕事もあります。余談ですが、私は知らない人によく声をかけられるので、人に壁を作らせず話せるのかもしれません。友人と大阪に行ったときは、お好み焼き屋さんに並んでいたおばちゃんと仲よくなっておすすめを教えてもらい、一緒のテーブルで食べました(笑)。
発想力が昔から弱いです。小学生の頃は、小説家になりたい、絵本作家になりたいなど思っていたこともありました。でも自分にはゼロからイチを生み出す発想力はなく、せめておもしろいものを世の中に伝えたいと思ったのが、編集者を目指すきっかけだったかもしれません。ただ、働いてみて感じたことは、どの職種においても発想力は求められるということ。そして、多くのアイデアや知識を自分の引き出しに蓄積し、活用することで、ゼロからイチを生み出せるということです。たとえば筆記試験では、その場でお題が与えられ、発想力を問われます。自分の頭の中の引き出しからアイデアや知識を引っ張りだし、連想ゲームをするように考えました。仕事では、ターゲットや目標から逆算しながら考えていますが、これも連想ゲームと似ています。発想力を鍛えるために、より多くのアイデアと知識を自分の引き出しに蓄え、連想ゲームに使えるコマを増やしていきたいです。
あんこさん、こんにちは。小学館人事のK藤です。
大変だったエピソードを語るときでも、なぜだかいつも笑顔のあんこさん。この先の小学館人生ではきっとつらいこともあるでしょうが、笑顔で乗り越えていく姿が容易に想像できます。
そんなあんこさんに質問です。