小学館 RECRUIT 2021

内定者16人の就活自己分析

小学館の未来を担う16人が、改めて見つめ直した自分自身の姿を、志望部署とともに紹介します。

内定者07

ニックネーム
はくまい
専攻学部学科
文学部 比較芸術学科
配属志望部署
ファッション誌
好きな動物
犬(特にパグ)

内定者による「私の能力」自己分析

やりたいことにはアクセル全開!

思い立ったらすぐ行動に移す、それが私です。たとえば、1年間のアメリカへの留学は、2017年度トニー賞の中継をテレビで見て、「ブロードウェイ・ミュージカルを生で観たい!」という気持ちの爆発から決意。翌日に行き先の大学を決定。半年後にはニューヨークでミュージカル三昧の幸せな日々を謳歌していました。ただ猪突猛進な性格も発揮され、留学先の大学からミュージカルの中心地・ブロードウェイまでバスで片道3時間かかることが現地で発覚し、頭を抱えました。それでも諦めずに大学の休暇をフルに使って、休みのたびにブロードウェイに足を運んでいました。
この留学が、異国の地で多国籍の人たちと生活を共にするという貴重な経験に繋がり、観察力やコミュニケーション力が磨かれたのだと思います。何かをしたい! やりたい!という衝動との出会いは一期一会です。その心の高まりを行動にすぐに移すという、私のバイタリティ溢れる性格が今の私をつくっています。

私がNYに留学中に観たブロードウェイ・ミュージカルのPLAYBILLの一部。鑑賞したものはノートにまとめてフレッシュな感想を忘れないようにしています。
私がNYに留学中に観たブロードウェイ・ミュージカルのPLAYBILLの一部。鑑賞したものはノートにまとめてフレッシュな感想を忘れないようにしています。

読む人を楽しませる作文。

就職活動において私が唯一楽しんで取り組めたものは、作文の課題でした。高校時代に趣味で、舞台の脚本を書いていたこともあり、想像(創造)力と文章力には自信がありました。しかし油断は禁物。作文や三題噺を書いて、それを友人に読んで感想をもらうという対策をしていました。いくら得意な分野であったとしても、筆記試験中は緊張していつも通りの文章が書けないこともあると思います。しかし誰かに自分が書いた文章を読んでもらうという対策をしていたことで、書く内容の巧拙よりも、読む人を楽しませられる文章かどうかがもっとも大切なのだと気がつくことができ、気持ちを落ち着かせて課題に臨むことができました。2日に1作を書いて友人に読んでもらっていたのですが、毎回丁寧なコメントを返してくれた友人には頭が上がりません。もつべきものは友です!

筆記試験対策として書いていた作文です。きっちり時間を計って取り組んでいました。
筆記試験対策として書いていた作文です。きっちり時間を計って取り組んでいました。

「これだけやった」を自信に。

私はあがり症で、人前に立つと頭が真っ白になってしまうことが多く、就職活動中に激しく後悔したことは数え切れません。
そこで面接官の方に何を聞かれても自信をもって落ち着いて答えられるようになるためには、自分はこれだけ努力したのだという目に見える証が必要なのではと考えました。それから私は国会図書館に籠り、小学館発行の雑誌を最低でも1年分は遡って研究し、さらに雑誌ごとに私が取り組んでみたい企画を練りました。面接前にはそれらをまとめたノートを見返して、緊張で震える自分をなんとか落ち着かせていました。内定後、「緊張しているようには見えなかった」と人事の方におっしゃっていただけたので、私の対策法は成功したかなと思っています。また、「なぜ自分が小学館に入社したいのか」を、感情論に留まることなく、具体的に小学館で何をしたいのかにまで落とし込むことができたので、この対策にはさまざまな効果がありました。

企画ノートと研究ノートです。これを面接前に見て心を落ち着かせていました。
企画ノートと研究ノートです。これを面接前に見て心を落ち着かせていました。

はくまいさん、こんにちは。小学館人事のK藤です。
いつも相手の目を真っ直ぐに見つめながら、自分の言葉で語りかけてくるはくまいさん。留学中の
経験に裏打ちされた意思の強さとバイタリティが、入社後にどう活かされるのか楽しみです。
そんなはくまいさんに質問です。

内定者となった今思う、小学館の強みはなんですか?
「人」なのではないかと考えています。同期や、まだ少ししかお会いできていませんが社員の方々とお話しすると、とてもおもしろく多くの学びがあります。その理由を考えてみると、自分の好きなことがあってそれをとことん追求していることがあげられると思います。他の内定者のページを見ていただければおわかりになる通り、その人を象徴するような「好き」を誰しもがもつユニークな人間ばかりです。さらに、1つのことを極めるだけではなく、世の中のあらゆるトレンドに敏感であろうとする貪欲さがあります。
小学館には多種多様なコンテンツがありますが、そのどれもが魅力的なのは、こういった常にトレンドにアンテナを張っていて、あらゆることに興味をもち、自分の「好き」にまっしぐらな「人」がつくっているからなのだと感じました。私も小学館の強みとなる「人」の一員になれるように邁進していきたいと思います。