小学館の未来を担う16人が、改めて見つめ直した自分自身の姿を、志望部署とともに紹介します。
内定者09
内定者による「私の能力」自己分析
お笑いが好き。音楽が好き。本が好き。幼い頃好きだったものには、今でも変わらず熱を入れています。そして、「好きなものに囲まれながら好きなことの魅力を発信する仕事につきたい!」という思いから目指そうと思ったのが、中でもとりわけ愛情の深かった出版業界。「好き」を仕事にするのは大変なことだと重々承知ですが、それでも心からやってみたいと思えた仕事でした。そんな私の就活中は、化粧中には注目している芸人さんのラジオを聴いて腹を抱えて笑い、移動中には推しのアーティストやバンドの曲を聴いて癒され、落ち込んだ帰りには力を貰えそうな本を買う……という好きなものに溢れた生活を送っていました。いろいろ打ちひしがれることも多かった日々ですが、今思えば就活中は趣味に充実していてそこにすごく救われていました。社会人になるにあたり、これからもっといろんなことに興味をもち、「好き」を増やしていきたいと思っています!
知人他人問わず、人を観察しているほうだと思います。自分以外の人間が何を考えてどういう行動をしているのかをついつい眺めてしまいます。特にそれを発揮したのが学生時代に夢中になった、書店でのアルバイトでした。だいたい朝から夕方までシフトに入っていて、客層や売れる本が時間帯によって目まぐるしく変わる光景をずっと目にしていました。そこで気にしていたのが、「今何が売れているか」「どういう人がどんな作品を手に取っているのか」ということ。こうして目の前を行き交う多種多様な人々を観察し、就活中はこれに付け加えて「この本を買う人に別のジャンルの本にも興味をもってもらうためには……?」などと妄想もしていました。そしてこの観察していた日常は、就活中何度も私の手助けをしてくれました。報われたときは、自分の特性が役に立つときもあるのだと感じて嬉しかったです。
出版社の面接は、基本的には会話の感覚なのですが、不意をつかれるような質問も多くありました。軽快な会話が続いて場が温まってきたなと思っていたら突然鋭い質問が飛んできて、冷静を装うフリをしようとしても「やばい、何も思い浮かばない……」と頭が真っ白になることも。その結果残念ながらお祈りされる……ということが何度もあり、自分自身の不意打ちへの弱さを実感しました。就活を始めた頃はずっとそんな感じで足踏み状態だったのですが、そこで止まってはいられないので、「できる限りの準備だけはしよう!」と途中で気持ちをグッと切り替えました。そして「ESに書いたこの企画、もしかしたらこう突っ込まれるかも……」ということを考えていき、その答えを言語化する準備を重ねました。結果的に面接時にその準備は、直接は繋がらなくても質問の答えを考えるときのヒントにはなりました。
もんさん、こんにちは。小学館人事のK藤です。
書店でのアルバイト経験が長く、出版物への強い愛のあるもんさん。その思いを、小さな文字で
びっしりと埋めたエントリーシートにぶつけてくれましたね。
そんなもんさんに質問です。