小学館 RECRUIT 2021

内定者16人の就活自己分析

小学館の未来を担う16人が、改めて見つめ直した自分自身の姿を、志望部署とともに紹介します。

内定者13

ニックネーム
カンカン
専攻学部学科
文学部 総合人文学科
配属志望部署
デジタル、ライツ・クロスメディア
好きな動物
アヒル

内定者による「私の能力」自己分析

一味違う自分へ。

自分の周りの人たちが笑っている姿が大好きで、あわよくばその笑いが自分発信だったらいいな、とサービス精神旺盛な人間に育ってしまいました。カメラを向けられると素早くポーズを決め、無茶ぶりをされても自分の最善を尽くします。大学3年のときにカナダへ留学した際には、人の話をなんでも拾うことから「リベロ」という秀逸なあだ名もつけられました。こんな自分が嫌いではありません。しかし、この私の性質は「人の反応を過剰に気にする」という好きではない自分も含んでいます。昔から人の表情に敏感で、少しでも不機嫌そうな人がいると気になって仕方ありませんでした。周りのバランスをうまく取るように振る舞うことが癖になっていました。人がどう受け取るのか考えて発言することは大事ですが、今の私に必要なのは何と言われようと動じない自信と、後先考えない頑固さではないかと思います。今までの自分はもう十分にやりきった自分なので、これからは今までなれなかった自分へと挑戦していきたいです。

留学していたカナダのホームステイ先です。カナダでは自分を解放しすぎました。
留学していたカナダのホームステイ先です。カナダでは自分を解放しすぎました。

寄り道はあれど悔いなし。

自分の性格で好きなところは、自身の経験をポジティブに捉えられる点です。人に迷惑をかけてしまったとき、人を傷つけてしまったかもしれないと思ったときなどは別ですが、私は今までの自分の選択や経験を肯定的に捉えてきました。特に私の大学生活において無駄なことは何もなかったと思います。たとえば、入学当初興味を持っていた国際交流からとある団体に入り、そこでポスターデザインに興味をもち、フリーペーパーを制作する団体に参加してみたり、お世話になっていた大学職員の方から紹介されゼロの状態からの団体設立に携わったり……。それぞれの活動はまったく関連なく、傍から見ると「意味ある?」と思われるかもしれないひとつひとつを大事にしてきたからこそ、今の自分があるのだと堂々と言えます。なので面接やESでも、人と比べると小さいこと・些細なことかもしれないけれど、常に生き生きと自分のことを伝えることができたのだと思います。

就活中に好きな写真家の個展のために熱海へ弾丸旅行しました。この思い出もすごく就活にプラスへと働きました。
就活中に好きな写真家の個展のために熱海へ弾丸旅行しました。この思い出もすごく就活にプラスへと働きました。

用意周到で損はしない。

私の詰めの甘さが就職活動で障害となりました。私は就職活動初期段階で自分のアドリブ力を過信し、あまり面接練習をしていませんでした。ある企業の選考では自分の書いたESに満足してしまい、大してその企業の商材について調べていない状態で面接当日を迎えました。電車での移動中、頭の中で模擬面接を始めますがまったく自分が企業について理解していないことに気づき、駅に着いてホームの椅子に座り大急ぎで企業の採用サイトを調べました。そんな付け焼き刃の知識で面接に挑めるわけなどなく、結果は不採用。この段階の私の考えが甘すぎたのは言うまでもありません。この経験より反省しゼミの先生や友人、知り合いの先生などに頼んで面接練習を行い段々と自分のことを落ち着いて伝える面接ができるようになりました。また、面接をするうえでどのような情報が必要となるのか理解することができ、その後の面接では、面接会場までの移動中に焦って大急ぎで調べる!という恥ずかしい行為をすることがなくなりました。

夜行バスの必須アイテム、充電ケーブルを忘れサービスエリアで高いケーブルを急遽購入。詰めの甘さがここにも。
夜行バスの必須アイテム、充電ケーブルを忘れサービスエリアで高いケーブルを急遽購入。詰めの甘さがここにも。

カンカンさん、こんにちは。小学館人事のK藤です。
毎回、遠方から小学館の採用試験に臨んでくれたカンカンさん。長距離の移動は、体力的にも精神的にも大変だったことと思いますが、そのハンデを感じさせませんでした。
そんなカンカンさんに質問です。

東京で働く上で、いちばん楽しみなことはなんですか?
さまざまなバックグラウンドや考えを持った方たちと出会い、一緒に仕事をすることができるのだろうなとワクワクしています。「東京に住む約半分の人は地方出身者だ。」というように、東京で育った人だけでなく日本(世界も!)各地からやってきた人たちと話すことができる環境は、日本に東京以外ないと思います。刺激的な意見や発想を互いに出し合いながら、世間をびっくりさせられるような企画を創り上げたいです。そのためには自分の築いてきた価値観に囚われることなく、柔軟な姿勢で働く必要があると思っています。また今までは時間的・金銭的に参加できなかった東京開催のライブやイベント、個展などが身近なものになるので、どんどん参加するぞ!と個人的には意気込んでいます。