小学館 RECRUIT 2021

内定者16人の就活自己分析

小学館の未来を担う16人が、改めて見つめ直した自分自身の姿を、志望部署とともに紹介します。

内定者15

ニックネーム
タツ
専攻学部学科
教育学部 社会科
配属志望部署
コミック誌
好きな食べ物
ハンバーグ

内定者による「私の能力」自己分析

今日も笑顔でご飯がおいしい!

ゴツい見た目とは裏腹に、常にニコニコしていて物腰の柔らかいタイプだとよく言われます。幼少から妹の面倒を見てきたということもあると思いますが、世話焼きで、周りの友人のお願いを断れないこともしばしばです。ただ、時に他人の顔色ばかりうかがってしまうようなところがあるので、そこはできれば直したいです。それが原因でいろんなことを考えすぎて、行動が遅くなってしまうので……。
好きなことは笑うこと。みんなと笑っていられる空間が好きです。特に、楽しく会話しながらご飯を食べたいです。笑顔でいれば、どんな食事もおいしく楽しくなります。あ、でも、「他の人と同じことはしたくない」というちょっとした(変な?)こだわりがあり、友人と食事に行くと同じメニューは頼まなかったりします。

部の同期会。夏の河原でBBQ!
部の同期会。夏の河原でBBQ!

ラグビーで成長した人生。

4人きょうだいの長男なので、幼い頃からお手本の役割を担うことが多くありました。常に「見られている」という意識は、これまで続けてきたラグビーでも同じです。目標に向かい、最後まで諦めることなく努力する姿勢をチームメートにも見せてきたつもりですし、どんな厳しい状況でも、いちばんを目指してもがき続けられることが自分の強みだと思っています。
大学のラグビー部は全国屈指の強豪チームで、レギュラーどころか1軍に上がるだけでも「挫折」という言葉では足りないほどの苦渋を味わいました。正直、他の選手に比べて身体的に恵まれていたわけではありません。それでも目の前に立ちはだかる壁を壊し続けて進んだ苦しい経験に、大きな意味があったと感じています。
なぜ自分がそこまでラグビーに打ち込めたかというと、大学での競技生活を通して、ラグビーで今までお世話になった人達に恩返しをしたいという思いがあったからです。試合で活躍する姿を見せることで、その願いが少しは達成できたかなと感じています。

ラグビー部が日頃お世話になっている方を招待して行う、年に1度の感謝祭。
ラグビー部が日頃お世話になっている方を招待して行う、年に1度の感謝祭。

リスクと絶叫系。

誰よりも先んじて何かに挑戦していくことは少し苦手です。何をするにしても頭の中で考えてから動いてしまうので、時間がかかります。リスクを取るのが嫌いな性格なのかもしれません。それは自分の弱みだと思っています。
一方で、時間がかかってしまっても、1つのことをしっかりやり切ることが何より重要だと思っています。だから、自分のやるべき責務は果たすべきだし、放棄しようする人を見ると、正直マイナスな印象をもってしまっているかもしれません。周りのモチベーションや雰囲気が悪くなるし、さらには余計な仕事を回してしまうことにもなりかねない。これでは誰もついてこなくなると思います。
あと、こんな見た目で言うのはなんですが、ジェットコースターなどの絶叫系アトラクションが苦手です。これも命の“リスク”を感じるからでしょうか。

恐怖の「富士急ハイランド」。ほとんどの乗り物でちびりました。
恐怖の「富士急ハイランド」。ほとんどの乗り物でちびりました。

タツさん、こんにちは。小学館人事のK藤です。
体育会系男子でありながら、普段は闘争心という言葉とは正反対の温和な雰囲気が印象的です。
練習や試合で多忙のはずなのに、就職活動にも全力疾走でしたね。
そんなタツさんに質問です。

スポーツで得た経験を、小学館でどう生かしていきたいですか?
10年間の競技生活を通していちばん大きな財産となったのは、人の心を震わせる熱い経験ができたことだと思っています。試合を応援しに来てくれる人たちの歓声に、日々の練習の意味があったと感じることができました。スポーツの大きな熱は、誰かの心を突き動かす原動力になると思います。
私は仕事を通じて、笑顔を生み出したり心に余裕を与えるコンテンツを作り出したいです。この世の中は私が想像できないほどの苦悩で溢れていると思います。だからこそ、ほんの些細なことであったとしても、心に寄り添えるような、エネルギーを与えられるような本を作りたい。熱い思いの込もった本は、誰かの心のかけがえのない財産に成りうるはずです。
はじめのうちは失敗ばかりだと思います。でも、必死にもがき続けた先にしか、結果はついてこないこともまたスポーツから学びました。知識が足りなくても、壁にぶつかっても、自分の理想に向かって進みたいと思います。