高野 悠Yu Takano
- 異動履歴
- 2019年入社/新入社員
子どもの頃は目立ちたがり屋・しきりたがり屋で、おゆうぎ会では死にものぐるいでお姫様役を勝ち取りにいく、生意気な小娘だったと思います。エンタメにお金を惜しまない親のおかげもあり、雑誌やまんが、本に囲まれて育ちました。現在はゆるい、軽いなどと言われることが多いですが、実は熱いものを秘めている……はずです!
小学生女子の気持ちを知るべく、奮闘中!
『ぷっちぐみ』は小学1・2・3年生の女の子向け雑誌で、扱う内容はキャラクター記事からまんが、ファッションまで幅広いです。私は読者ページ、まんが、占いなどを担当していて、号によっては玩具メーカーとのタイアップ記事を割り振られることも。子どもたちが頑張って描いてくれたイラストを見る時間は、雑誌やキャラへの愛を感じられて特に好きです。日々の打ち合わせや撮影の他に、企画を考えることも大切な仕事です。月1の企画会議では、特集企画などを考えて発表します。私はここ数年、小学生女子とまったく接してきていないため、彼女たちのトレンドを猛勉強中です……! 子ども向けアパレルブランドの展示会や、実際に読者と触れ合えるイベントは、流行を知るチャンスです。また、付録を決める会議では各々バラエティショップなどで集めたグッズを持ち寄り、「これが流行っている! 面白い!」と紹介します。私もネタ探しのため、数年ぶりに原宿の竹下通りをじっくり練り歩きました(笑)。女児向けコンテンツは移り変わりが激しいと言われる一方、パロディ消しゴムなど懐かしさを感じる付録も人気があります。時代は変われど通じる何かがあるというのも、おもしろいポイントです!
私の1日
- 8:00
- 起床
- 10:00
- 出社、メールチェック
- 11:00
- 撮影
- 16:00
- ライターと打ち合わせ
- 17:00
- まんがのネーム(ラフコンテ)を見る
- 18:00
- 記事ページのラフを切る
- 19:00
- 退社。友達と会ったり、家でまったり。
- 00:30
- 就寝
寝まくる日、動きまくる日……極端な過ごし方でリフレッシュ!
社会人になって、休日のありがたみを身に染みて感じるようになりました。死んだように寝たり、友達を家に呼んでひたすら映画を見たりゲームをする日もあれば、3連休などは旅行に出かけることも。今年の夏は友人と一緒に「しまなみ街道サイクリング」旅行に出かけ、今治から尾道まで約75kmの瀬戸内海を渡ってきました。自転車に乗っていると前に進むことで精一杯なので、頭の中が空っぽになりとてもいいリフレッシュになります。休み明けは体がバキバキで苦しかったですが……(笑)。また、卒業旅行でパリのNO.1クロワッサンを食べてからすっかりパンにハマっています。時間がある時はすぐにインスタグラムで「#パンスタグラム」と検索し、週末に行くパン屋さんを探しています。朝食においしいパンを用意しておくと寝起きも良くなるので、いいこと尽くしなんです! パンシェルジュ検定の勉強も細々と始めていて、2020年には受けたいと思います。学生時代の友人と飲みに行くのも、大切な時間です。他の業界の話を聞くのはおもしろいし、ふとした会話からアイデアが浮かぶことも。皆それぞれの場所で頑張っているんだ……と気合いも入ります!
おもしろいを追求できる環境で、思い出に寄り添うものづくり。
とにかく出版社に入りたいという思いで就活をしていましたが、不思議と小学館の選考は、ES提出の段階からフィーリングが合うような感覚がありました。作文のテーマが「人に言えない密かなこだわり」で、当時の自分はおもしろいものが書けたと謎の自信を抱いていましたが、なかなかに赤裸々な内容で……。友人は「これで通ったらやばいね!」などと言っていましたが、気がついたら入社に至っていました(笑)。小学館には、突拍子もないことも受け入れてくれる、懐の深さのようなものがあると感じています。『ぷっちぐみ』に配属されてからは、「自分が小学生の頃何が好きだったかな……」と考えることが増えました。昔から思い出に浸るのは好きなタイプですが、一緒に楽しんでいた人、関連のある場所、エピソードまで思い出してしまったり……。ハマっていたモノ、コトを懐かしむ時間ってすごく特別だと改めて感じています。ただ、よほど心に刺さったり、それがきっかけで何かをしたという経験がない限り、何年経っても思い出すものはそう多くないと思います。誰かがふと人生を振り返った時に、「あれ好きだったなあ、あの頃……」と思い出してもらえるようなものを生む、それが今の夢です!