栗木 春綱Harutsuna Kuriki
- 異動履歴
- 2017年入社/以来現職
小学館ではそれほど多くない、体育会出身です。小学生から15年以上サッカーに打ち込みながら、その傍らまんがをずっと読んでいました。そのため他の社員に比べると文化的素養は弱めなのですが……。体力と根性論でなんとか頑張っていくスタイルでやってます。古めのスタイルです(笑)。
なんでもできるし、なんにもできない。
『コロコロコミック』という雑誌の編集部は、まんが誌の編集部としては仕事の幅がとても広い雑誌だと思います。作家との打ち合わせなどの「ザ・まんが編集者」的な仕事はもちろん、1号あたり200ページ超を占めるカラー記事の作成、ホビー・ゲームメーカーとの綿密な打ち合わせ、果てにはユーチューバー的仕事や『おはスタ』への出演など……本当にいろいろやります(笑)。
多様な仕事ができるのは、本当に楽しいです! 毎日さまざまなことができるので刺激的で飽きがこないですし、いろんな力が身につくと思います。
ただ同時にそれは、「広く浅く」という働き方にもつながりがちだったりします(浅いのは自分がまだ3年目のペーペーだからでもありますが……)。
個人的な働くコツは、「スペシャリスト」にうまく助けてもらうことです。所詮、自分1人でできることや思いつくことには限界があります。でもいろんな凄いヒトに助けてもらえば自分では作れないかなり凄いモノが作れちゃいます。まんが家、ライター、デザイナー、カメラマン、メーカー、他関係者多数……凄いヒトの能力を引き出すのも1つの能力だとすれば、その能力を伸ばせる仕事かもしれません!
私の1日
- 10:30
- 起床
- 11:30
- 出社、雑務
- 13:00
- ホビーメーカーと打ち合わせ
- 14:30
- 連載作家と打ち合わせ
- 16:00
- 連載準備作家と打ち合わせ
- 17:00
- 編集部内会議
- 19:00
- 記事デザイン&ネームのチェック・修正
- 20:00
- メールチェック&返信など
- 22:00
- 夕飯
- 24:00
- 作家と電話打ち合わせ
- 26:00
- まんが・記事を印刷会社に入稿
- 27:00
- 就寝
「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」
上の言葉、何を言っているのかよくわからないかもしれませんが、SNSで見つけて印象に強く残ってる言葉です。かのタモリさんが「遊び」について放った名言らしいです。仕事より遊びに真剣に取り組む! 常人の逆を行く考え方で、かっこいいですよね。
かくいう僕も、この言葉を胸に刻み、休日もスケジュールをつめまくって超充実したプライベートを送っています!! リア充最高です!!……と言いたい所ですが、まったくそんなことはできていません。土曜日はだらだら夕方まで寝て一日を無駄にしたり、日曜日も特に予定入れてなくてボーっと過ごしたり……。そんな感じです。タモリさんの教えの真逆を行くダメダメ人生です。
なので、プライベートやオフについてこの項目に書こうとして、ドキッとしました。胸を張って書けることがないぞ!と(笑)。明日から心を入れ替えて休日を充実させます。皆さんも気をつけてください。
打倒、ヒ○キン。
僕はまんがが大好きでこの会社に入ったのですが、小学館には新旧のたくさんの超オモシロイまんががあります。そして先人の方々がそういった超オモシロイまんがを残してきてくれたおかげで、この会社には今でもたくさんの超オモシロイまんが家が集まってくれていて、そこは大きな魅力の1つです。まんがを描ける人達はそれだけで本当に凄いので、そんな凄い人達をサポートし、一緒に1つの作品づくりに没頭できるのはとても幸せで楽しいことです。
出版不況と言われて久しい業界ですが、まんがの魅力は絶対に衰えないし、衰えさせてはいけないと思っています。『コロコロコミック』の今のいちばんのライバルはユーチューバー。彼らに負けないパワーを読者に伝えて行きたいです。
これから小学館に入ってくる皆さんにもそう思ってもらえるように、超々オモシロイ大ヒット作品を作って届けていくことがいちばんの夢です!