長竹 俊治Toshiharu Nagatake
第一児童学習局 小学一年生 編集長
- 異動履歴
- 1994年入社/プチセブン > CanCam > PS > 小学一年生 > 小学六年生 > ベビーブック > SAKURA > 子どもメディア開発室 > 2018年より現職
おばあちゃん子の次男坊で、これといった取り柄はないのですが人との出会いにだけは恵まれてきました。小さい頃、絵を描いたり、文章を書いたりするのが好きで、絵本を描く真似事のようなことをしていたので、小学館に入社できたことは、ある意味夢が叶ったと言えるかもしれません。
95周年を迎える『小学一年生』を下支える黒子に徹しております。
雑誌『小学一年生』の編集長を務めております。
私が新入社員の頃、編集長というと、みんなを魅了し引っ張るカリスマ的な人とか、あらゆることに精通している博学なスーパー知識人とか、とても手の届かないスペシャルな存在の方ばかりで、そんな重役を私が果たせるものなのだろうか……日々自問自答なのですが……(笑)。
多様性が重視される今、パワフルなコンテンツを作っていく上で重要なのは、さまざまな個性のメンバーが各々の潜在的な能力を十二分に発揮する環境作りが大事であると感じておりまして。至らない点は多々ございますが、私自身は裏方に徹し、現場編集者やフリーのスタッフの方々が才能を思う存分発揮する場を整えることに日々勤しんでおります。
2020年に『小学一年生』は創刊95周年を迎えます。伝統を大切にしつつ、未来を見据えて、どんどん新しい風を取り入れ、よりよいコンテンツ制作空間を整えていきたいと思っています。若き才能をフルに発揮できる編集部を目指し、これから仲間になってくれる皆さんのお越しをお待ちしています。
私の1日
- 8:00
- 起床。ヨガ・ストレッチ
- 10:00
- 出社、メールチェック
- 11:00
- 展示会めぐり
- 13:00
- 社内会議
- 15:00
- 編集部打ち合わせ
- 17:00
- ラフコンテチェック
- 19:00
- 台割(だいわり。本の設計図)制作
- 20:00
- 会食
- 24:00
- 就寝
あなたの“好き”を、子どもたちの“好き”を育むパワーに。
“未来をつくる好きを育む”が『小学一年生』のコンセプトです。子どもたちの興味、関心、情熱を引き出し、子どもたちの“好き”から、各々の才能を伸ばすような誌面作りを心懸けています。だから、作り手の編集者も自分の“好き”を大切にするようにしています。“好き”なことであればいろんなアイデアがわくし、努力するし、継続するし、必ずおもしろい記事を作ることができると信じています。
なので、誰になんと言われようと譲れない、揺るがないあなたの“好き”を大切にすることがいちばん大事かなと思っています。
未来を担う子どもたちのための仕事に夢を感じます。
小学館の創業のコンセプトは、“日本文化の基礎は小学校教育にあり、出版によって小学校教育に寄与する”というものです。現在担当する『小学一年生』の仕事は、ある種エンタメ系教育事業で、長期的な視野で考えると社会に与える影響が大きく、大変意義深いものがあると思ってます。
経済グローバル化の激化、目まぐるしく進む技術革新、環境の悪化……、激動の時代を迎える今、生きていく上で必要とされる能力、スキルが大きく変わると言われています。教育も然り。これまでの詰め込み型から、自分で考え・決断し・行動する能動的な能力が重視されるようになってきています。そんな中、教育とは異なる業界の著名人、クリエイターが、そういった新しい教育コンテンツに携わるケースも増えていて、改めて教育・知育の大切さに世間の注目が集まっています。
そんなご時世の今だから、何よりも教育事業こそがクリエイティブでエキサイティングでドリーミング(笑)であると思っています。
95年の伝統×最先端な児童学習コンテンツ制作を通して、子どもたちの健やかな成長をサポートし、豊かな未来作りに貢献するという夢を実現していきたいです。