就活冒険録

ニックネーム
最終穿山甲
専攻学部学科
商学部経営学科
配属志望部署
コミック誌
好きな生き物
プレゼン力4、発想力5、情報取集力3、コミュニケーション力4、観察力5、文章力4

PERSONALITY

巨大ドーナツ型人間

苦手分野はあるけど広く深い、という人間です。人のしたことがなさそうな経験を各種取り揃えています。「いろんなことやってんな~」とよく人に言われますね。自分にとっておもしろそうだったから手を出した結果なので、どれをとってもそれなりに話せることがあって広く深い。反面、興味のないことはカラキシで、トガっていた時期が長かったせいかみんなが好きなもの、人気のあるものにもかなり疎く、ゆえにドーナツ型と言えます。性格の面でいうと、自信家で気分屋です。自分のすることに根拠なく自信をもてるので、運よく結果がついてきてくれることが多いです。ここでこうして文をしたためているのもその1つ、ってとこでしょうか。ただし、いつでもバリバリ動くタイプという訳でもなく、気が向かないとなにもしないこともままあります。

音楽も大好きです。ジャンルはクラシック、プログレ、メタル……やはり広く深く。

STRONG POINT

お粗末ドーナツ、言葉にフォーカス

大学ではもっぱらお笑いをやっていました。ネタを作ってはライブに出て、打ち上げをやってはまたライブに出て……。時には自分でライブを開いたり、先輩を誘って大喜利の大会に出て優勝したり。多い時には月15回くらい舞台に上がっていました。これでもかってくらいに満喫したわけですが、当然最初から楽しかったわけではなく、はじめはスベってやめたくなることの繰り返しでした。なぜ自分がスベるのかがわからなかったので、プロアマ問わずとにかくネタを見て、おもしろかった/つまらなかった理由をすべて言葉にして、よりよい活かし方や改善案を考え出す癖をつけました。これがとにかく楽しい!! 自分のネタもよくなるし、同期や後輩から相談を受けて、「なんとなく」なんて言葉を使わずビシッと解決策を明言できる爽快感は格別です。このスキルとその楽しみ方を知っていることが自分の大きな武器です。

ルミネtheよしもとでのリハ中。見切れているのはお笑い賞レース優勝経験のある芸人さんです。

WEAK POINT

耐震性0ドーナツ

PERSONALITYを読んでもらうとわかる通り、人としての捉えどころがありません。もっというと「それで結局、あなたはなんの人なの?」と言われた日には、返す言葉がない。いろいろなことに手を出してきた経験は、自分の中に確固たる軸がないことの裏返し。それがいちばんネックになったのが、他でもない就活でした。闊達だった時期も根暗だった時期もあるから1つひとつの質問に答えると辻褄が合わず、こういう方向で行こう!と虚像をつくっても軸がないから突っ込んだ質問をされると脆く崩れる。ここだけの話、「あなたらしい写真」なんてあったもんじゃないんです。だからいわゆる“お祈り”をくらった時は「もしかしてこの会社に、ではなく社会に必要とされていない?」とブルっていたりもしました。その解決法については次項に譲ります。

あなたらしい写真、を求められたときに使っていた写真。ただのいい景色。

就職活動を通して「変わったこと」と「変わらなかったこと」

ただドーナツである、それだけ

大方、「自分みたいなタイプは就活に向いていないんだな」と気づけたのが変わった点です。大抵の就活ってどうしても自分の中の一部分だけ見せることになるので、それだと僕の場合いい結果に繋がらないんです。いろいろと興味をもち手を出してきた人間であること自体をウリにして、1回の面接でなるだけ話題を変えたので、出版社の“雑談みたいな面接”には向いていたんだと思います。見事にこの業界以外は全落ちしましたが、手段の他はなにも変えずに生きています。最後にどうでもいいことですが、僕はドーナツより断然和菓子派です。