就活冒険録

ニックネーム
ゾンビ
専攻学部学科
文学部人文学科
配属志望部署
コミック誌
好きな生き物
サメ
プレゼン力4、発想力3、情報取集力5、コミュニケーション力2、観察力4、文章力2

PERSONALITY

京都の二郎系ラーメンと軽音のリズムに生活を破壊された元優等生

京都で1人暮らしを始めて4年目、軽音楽とバーでの労働によってすっかり夜型の生活習慣が体に染みついています。サークルの溜まり場となって久しい下宿にはまんがやゲームが集積し、コンテンツに埋もれて身動きが取れなくなっています。ニンニク・アブラ・カラメの最高な二郎系ラーメンを食べてブーストをかけ、B級ホラー映画を垂れ流しながら最強の念能力についての話題で夜を明かすような毎日です。こういった生活を続けたおかげで、おもしろいコンテンツを見つけるのと同じくらい、最悪な時間の浪費に適したZ級コンテンツを探すのが得意になりました。森見登美彦さんの『四畳半神話大系』に憧れて京都に来たので、ある意味理想の大学生活だったのかもしれません。

どこへでも一緒に飛び込んで行ける友人たちです。

STRONG POINT

縺れる足。だけど前よりずっとそう遠くへ

自分のやりたいことに対して全力で取り組み、がむしゃらで、ある意味では無鉄砲なところが強みです。月並みな長所ですが、ひねくれた性格の僕がこれまで友人に恵まれてきたのは、自分のがむしゃらさがまわりを巻き込んできたからだと思っています。お世辞にも演奏がうまいとは言えない僕が軽音サークルの部長を任され、やり通すには、横で支えてくれる友人たちが不可欠でした。アルバイトをしていたバーも、はじめて訪れた際にお店の雰囲気に一瞬で惹かれ、その場で頼み込んで雇ってもらったという経緯があります。そうした生き急ぐような夢中さで築き上げてきた周囲との関係性が、いまの僕を構成するもっとも重要な要素です。

いつだって僕の人生を支えてくれたバンドのCDジャケットです。

WEAK POINT

巨大感情厄介オタクの憂鬱

気に入ったものをとことん突き詰めるオタク気質が災いし、好きなものに対する感情が大きくなりすぎて、偏屈な態度を取ってしまうところです。好きなコンテンツや友人たちのいいところを自分の中で整理するのは得意なのですが、それを外に向けて表現するのが苦手なので、卒業など別れのタイミングで急に感情が爆発して周囲を困惑させてしまうことが多々ありました。同様に、好きなものをおすすめする時には、圧が強すぎるせいかかえって相手を遠ざけてしまうこともあります。自覚できるようになっただけ大きな進歩なので、これからは自分に素直に、かつ相手のことを考えたコミュニケーションを取れるように心がけていきたいです。

美しい言葉で自分の感情を素直に伝える『ARIA』が理想のまんが作品です。

就職活動を通して「変わったこと」と「変わらなかったこと」

半径5メートルの世界を大切に

いちばん厄介だったのは、自分の中の「逆張り精神」です。就活の“意識高いノリ”が苦手で、なかなか就活に前向きになれませんでした。結果、かなり難航したわけですが、自分の中で勝手に敵を作って前に進めなくなるくらいなら、等身大の自分と周囲の関係を見つめ直したほうがいいと、就活を通して思えるようになりました。自分が普段身を置いている環境をよく観察し、好きな景色を切り取って素直に伝えることがいちばんの近道でした。