ホモ・チバトゥス

ニックネーム:ホモ・チバトゥス <男性>

専攻学部学科:(院)文学研究科史学専攻
配属志望部署:児童学習誌

分析結果

<自己分析による「私の能力」>

好きを大切に、好きを伝える

PERSONALITY来た、見た、学んだ!

学生時代には、なるべく多くのことを学ぶために、いろいろなことに挑戦しました。アルバイトは1年ごとに変え、飲食店、塾講師、会社事務、派遣アルバイトなどを経験しました。また、課外活動にも積極的に参加しました。大学では考古学を勉強し、発掘調査にも6年間参加しました。最初の年はただ指示に従うだけでしたが、次の年からはひとつひとつの指示がどういった意図で出されたかを考えるようにしました。すると、指示を先回りして行動することができ、作業効率も向上、さまざまな仕事を任されるようになりました。最後の年には現場指揮を執り、円滑に調査を進めることができました。自分の成長にいちばん必要なことは、実際に現地に行き自分の目や耳で観察し、経験を積むことだと思います。

大学に入って頑張ると決めていた「考古学」と「料理」。

STRONG POINT膨大な情報を観察して戦略を立てる

観察力が就活で役に立ったのは、ESでした。さまざまなアルバイトを経験してきたので、履歴書を書くことにはそれなりに慣れていましたが、こと出版社のESでは多くの質問項目があります。どれも即席で書くのは難しい質問で、どのようなことを書いたらいいのか結構悩みます。そこで、就活情報サイトや卒業生を頼って、過去のESをなるべく多く集めることにしました。たくさん集めることで、この質問を通して何が聞きたいのか、また面接でどう話を広げられるかが見えてきて、ESはほぼ100%通過していました。

実際のES:興味を引くエピソードを選びました。

WEAK POINT初めての面接、まとまらない話

初めての面接は3月下旬。恥ずかしながら面接経験はそう多くなく、何を言えばいいのか、まるでわからない状況でした。しかも、よりにもよって集団面接のトップバッター。とりあえずありきたりな話をするつもりでしたが、原稿は忘れるし話はまとめられないしで散々な回答でした。一方で、自分の目から見ても素晴らしい回答をする学生もおり、そのときの学生を参考にして、次からの面接に活用しました。失敗したときは落ち込みますが美味しい料理とお酒で気分転換をして、常にポジティブな思考を心がけていました。

気分転換にはおいしいワイン!

内定者への質問状

ホモ・チバトゥスくん、こんにちは。小学館人事のM島です。落ち着いているのに、研究のことを話すと少年のような瞳になるホモ・チバトゥスくん。それだけ愛情を注げる「好きなもの」を持っていることは、出版社で働く上で強い武器になると確信しています。そんなホモ・チバトゥスくんに質問です。

「好きに本をつくっていいよ」と言われたら、
どんな本をつくりますか?

小学館人事 M島

私がつくりたいのは「夢を持てる本」です。私は幼少期に読んだ図鑑に影響を受けて考古学に目覚めました。また、学んできた考古学の楽しさを伝えるため、今までなかった「道具の図鑑」をつくりたいです。人が石器を発見してから、道具はさまざまな機能、形が付与されてきました。道具は身体の延長ともいえるので、道具の変遷は人の活動の変遷ともいえます。昔の活動がリアルに感じられることで、今の活動を見直すキッカケにもなると思います。リアリティを持たせるために、道具をどう使っていたのかを解説します。写真や動画のみならず、ARで三次元的に見れ、実際に使えるような仕掛けも盛り込んでみたいです。