宮川拓人と書いて、
「人生の試合巧者」と読む。
おっとりした見た目、素振りや言動から感じるマイペースさとは逆にはっきりとした意思、この人一体どんな人?と、人に興味を抱かせる不思議な魅力が彼にはある。本人曰く「甘えん坊で負けず嫌い」。インド旅行では、ほぼ無一文の危機も見ず知らずの外国人観光客からお金を借りて凌いだ。人の懐にするっと入っていく天賦の才と、逆境も前へ進む原動力に変えてしまう「強気」は侮りがたい。緩い走行からハイスピードへ、人生のギアチェンジが巧みだ。下手すると欠点になりかねない自らの性分をしっかり受け止め、自分の魅力へ変えていく。宮川拓人は人からモテる編集者の才能を備えている。(by ネコ偏愛者・制作会社ディレクター)