社員を知る

自由奔放なサイエンティスト

第一児童学習局 幼児誌編集室
K.S(2024年度入社)

薬剤師資格取得後、大学院で研究していた薬学博士です。「薬や研究の面白さを広めたい!」という思いが研究欲を上回り、出版社を目指すように。全くの別世界から出没してきた私を拾ってくれたのが、小学館でした。

社員を知る
ふろくで遊ぶことも立派な業務の1つです!

仕事内容について

現在の業務内容を教えてください。

赤ちゃんのニーズに応えるコンテンツづくり

1歳~3歳児向けの『ベビーブック』編集部員として、赤ちゃんが夢中になって遊べるふろく企画を考えたり、新幹線の特集ページの構成を考えたり、ドラえもんといっしょに色や形を楽しく学べるページ案を考えたりしています。めまぐるしく変化する子どもの成長段階を正確に理解する必要があるので、無知による失敗→新たに勉強!の毎日。「色んなものに興味をもってもらいたい」という思いを原動力に、読者“赤ちゃん”にどう届ければ良いのか試行錯誤中です。

やりがいや、大変に感じるのは
どんなところですか?

⼦どもの気持ちを取り戻すって、難しい

自分が赤ちゃんの頃の記憶はほぼないに等しいので、編集者の鉄則“読者の気持ちになる”がいちばん難しい雑誌なのでは?!と思いながら日々奮闘しています(笑)。でも、モニターさんや赤ちゃんがいる友人から「子どもが夢中になってずっと遊んでいるよ!」「ベビーブックのおかげでこの動物の名前を覚えたよ!」などと言っていただけると、この仕事に就くことができて本当に良かったと感じます。

心の支え・甥っ子ちゃん。一緒に遊ぶことで、子どもにとっての「楽しい」とは何かを日々勉強していました。

学生時代の過ごし方、
就職活動の際の「軸」を教えてください。

科学に興味がなくても楽しんでもらうには?

「研究者として科学を世間に広める人になりたい」と思い薬学部に入学。迷うことなく大学院に進学して研究に打ち込み、その傍らで子ども向けの実験教室活動もしていたのですが、やればやるほど後者の方が好きになってしまった。だったら「研究者として」広める必要はないのではと思い一念発起、メディアへの就活を視野に入れ始めました。私が最重要視していたのは“興味がない人も”科学を知るきっかけになるコンテンツづくり。そのために、エンタメとしての学習系書籍に強い小学館は魅力的でした。

最終的に小学館に入社を決めた理由は
なんでしたか?

こんな私にもチャンスをくれた

正直なところ、理系博士で出版社に就職なんて前例は聞いたことがなかったです。年齢だけは重ねているけど編集経験も社会人経験もない、こんな自分を受け入れてくれる会社が存在するものだろうかと疑いながらの就活でした。そんな中、経歴にこだわることなく私の話を面白がってくれた会社が小学館だったので、「ここで働きたい」という思いが確信に変わっていきました。

就職活動について
プライベートについて

プライベートについて

アクティブなインドア派

舞台と音楽が大好きなので、時間とお金に余裕ができたらすぐに観劇に行ってしまいます。ミュージカルや歌舞伎、バレエ、日本舞踊、オーケストラ、ジャズ、マーチング…など、気になったものは何でも観に行く雑食系。「こんな表現もあるんだ!」という発見を楽しみにしながら日々劇場に足を運んでいます。舞台や音楽の魅力は”一期一会”であるところ。回ごとで演者さんもお客さんも違うので、二度と同じものには出会えないという緊張感と、何度でも感動を得られるところがたまりません。
また、観るだけでは飽き足らず、「自分もやってみたい!」と思ってアフリカの楽器を習い始めてしまうことも。休日も分刻みの充実したプライベートを過ごしています。

社員による一問一答!

あなたの好奇心の種はなんですか?

これは何故?どういう仕組み?と「疑問に思う心」。何かに関心を抱いたとき、調べてみたくなったとき、きっと頭に「?」が浮かぶと思うのです。子どもの好奇心の源でもある「?」は大人になった今でも大切にしています。

小学館/小学館社員の
ここが好きという部分はなんですか?

子ども心を忘れないところ。付録やおもちゃで遊びながら、大の大人が「わあああ!」と子ども並みのリアクションを繰り出しているのは、もはや日常茶飯事です。

仕事ではどんな人たちと関わりますか?

元気いっぱいで好奇心旺盛なキッズたちと、キッズたちに喜んでもらうためには何でもやっちゃう本気の大人たち。おかげで現場にいらっしゃるのは笑顔が素敵な方ばかり!

小学館で咲かせたい思い、夢はなんですか?

「この本を読んだらもっと知りたくなった!」と言っていただけるような本をつくること。いつか、未来のノーベル賞科学者が、自分がつくった本をきっかけに研究者を目指していたら……というのは、夢のまた夢かなあ(笑)。

就活生へのメッセージ

理系だから……とか、年齢が……とか、不利に思えることも裏を返せば武器になるかもしれません。周囲の人から無謀と言われようとも、挑戦してみなければわからないので、少しでも興味があれば門を叩いてみてください。みなさんの「やりたい」を叶えてくれる居場所が、きっとどこかにあるはずです。

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1日のスケジュール

  • 8:30
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    起床

    朝は弱いのでアラーム最大音量です。

  • 9:30
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    出社・撮影

    キッズの撮影は
    原則午前中に頑張ります!

  • 13:00
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    ランチ

    神保町ランチは飽きることがありません。

  • 14:00
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    展示会

    足を運んで情報キャッチ。

  • 17:00
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    校了

    ベビーが好きな色味とは……?
    と日々模索中。

  • 19:30
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    退勤

    同期や友人とごはんに行くことも。

  • 25:00
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    就寝

    映画やアニメを見てると夜更かししがちです。