社員を知る

真⾯⽬なギャンブラー

広告局 第二企画営業室
K.T(2023年度入社)

国内外で転校を繰り返していました。環境の変化に⼾惑うことも多かったですが、まんががいつも⽀えになっていました。名前がまんがのキャラクター由来ということもあり、出版社に⼊社するのは必然だったのかも?

社員を知る
広告局は職区分的には営業なのですが、原稿への赤字入れも担います。仕事の幅はかなり広く、やりがいがあります。

仕事内容について

現在の業務内容を教えてください。

広く告げると書いて「広告」

編集部と広告主の間に⼊り、雑誌に広告が掲載されるまでの調整役を担っています。タイトルは先輩社員の⽅からの受け売りになるのですが、広告の業務は多岐に渡り、⽇々の売り上げ管理から、広告案件の校了作業、またイベントの調整までが仕事となっています。そのため未だに知らないことが多く、⽇々勉強中です。

やりがいや、大変に感じるのは
どんなところですか?

⼋⽅美⼈だけでは務まらない仕事?

広告会社ではなく、⼩学館の中の広告局という⽴場上、雑誌を守ることが重要な仕事となっています。広告のため、お⾦を貰っている以上できるだけ広告主の要望には応えたいのですが、雑誌のブランディング的に難しい場合もあります。その際に、広告主や広告会社にご理解いただくために奔⾛するのですが、お互いの意⾒が⾷い違っている状況になるため、⼀筋縄でいかないことが多いです。それでも調整を通じて誌⾯掲載まで辿り着き、雑誌を⾒て商品を購⼊した⼈がいるなどの報告を受けると、間に⼊って良かったと感じます。

就職活動について

学生時代の過ごし方、
就職活動の際の「軸」を教えてください。

まんがは国境を越えて愛されている?

硬式テニス部に所属しており、毎日ナイター設備が使えなくなるまで練習をしていました。部員も多くない弱小チームだったのですが、だからこそひとりひとりの成長を間近に感じ、サポートする喜びと楽しさに気づけました。就活の軸としては、人と人を繋ぐ仕事を掲げていました。私自身、海外在住中にまんがを通じて友人ができたことがあり、国内外問わず人を繋ぐ力を持つまんがに魅せられ、出版社の採用試験を目指そうと思いました。

最終的に小学館に入社を決めた理由は
なんでしたか?

それでも私は人の持つ可能性を信じたい

採用試験で最も人間性を見てくれている会社だと感じたからです。小学生時代の話を面接でしたのは小学館だけだったのですが、それだけ私という存在に興味を持ってくれたのが嬉しかったのを憶えています。結局入社後に出会えた方々も尊敬できる方ばかりで、面接時からその印象は全く変わっていません。また、心動かす物語をつくるのが人である以上、尊敬できる方のいる環境で働きたいと思っていたのも理由の1つです。

就活に疲れたときは、友人と山登りに行っていました。大自然の中では自分の悩みがちっぽけなものに思えます。
プライベートについて

プライベートについて

見た目が悪くても、
美味しいものはあります

趣味が多く、何かを選んでは何かを諦める休日を過ごしています。友人と銭湯巡りをしたり、山を登ったり、スポーツ観戦をしたり・・・・・・。最近は競馬に熱中しています。馬と騎手だけでなく、携わっているすべての人・動物にストーリーがあり、調べるほど沼にハマっていきます。もちろんギャンブルという側面を持つのですが、その一要素だけで判断して遠ざけていたら、きっと味わうことのない感動や高揚感があったと思います。物事を多角的に捉える重要性はこういうところにあるのかもしれません。
とはいえ、一昔前は競馬をしている自分の姿は想像できなかったため、結局はいつ・どのタイミングで何と出会うかが大切だと感じています。そのため、何歳になっても、未知に飛び込む勇気だけは持ち続けたいと考えています。

社員による一問一答!

あなたの好奇心の種はなんですか?

予測が出来ない事象です。思い込みが壊される瞬間に、感情が最も揺さぶられると感じています。

小学館/小学館社員の
ここが好きという部分はなんですか?

「正しい」だけではなく「面白い」を是としてくれる人がいるところ。

小学館で咲かせたい思い、夢はなんですか?

仕事で携わった作品を通じて、文化圏の異なる人と通じ合うこと。

あなたの人生の「とっておきの1冊」を
理由とともに教えてください。

『四月は君の嘘』
これほどまで五感全てに訴えてくるまんがはないです。モノトーンなのに、カラフルに見える。絵と文字だけなのに、音が聞こえる。加えて、新川先生特有の詩的表現。読了後の満足感と喪失感が凄まじかったです。

就活生へのメッセージ

出版社の採用試験は他業界と異なる部分が多く、対策方法に迷っていた記憶があります。結局本番まで答えは出ず、丸腰で挑むことになったのですが、結果的にはそれが良かったのかもしれません。小学館は等身大のあなたを面白いと思ってくれる会社です。飾らず自分の言葉で、想いを伝えてみてはいかがでしょうか。

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1日のスケジュール

  • 8:30
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    起床

    駅近の家で助かっています。

  • 10:00
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    出社

    メールチェックから
    業務を開始します。

  • 12:30
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    昼食

    会社付近の場所で済ませます。

  • 14:00
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    クライアントと打ち合わせ

    雑誌に掲載する内容について確認します。

  • 16:00
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    色校正チェック

    先方の赤字をチェックし、
    編集部に展開する作業です。

  • 20:00
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    退勤

    同期や友人とご飯を食べに行くことが多いです。

  • 25:00
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    就寝

    映画やアニメ鑑賞をします。