縁の下の
ユーティリティプレイヤー
マーケティング局 雑誌事業室
Y.Y(2015年度入社)
2015年に入社後、4年間雑誌とWebの広告営業を担当。その後2年間、『Precious.jp』の編集を担当。2021年~電子雑誌の営業に従事。加えて、昨年からは『Oggi』の宣伝も担当。
現在の業務内容を教えてください。
電子雑誌の営業と『Oggi』の宣伝を担当
電子雑誌は、コミック誌以外のほぼすべての雑誌を担当し、配信の手配とヒットする記事の傾向分析、電子版特典施策の立案などを行っています。『Oggi』の宣伝担当としては、プレスリリースを出したり、表参道駅の交通広告や書店店頭施策の進行、イベントの企画などをしています。
やりがいや、大変に感じるのは
どんなところですか?
知恵を絞れば売上は必ず応えてくれます
営業として売上を上げられたときはやりがいを感じます。売上がすべてではありませんが、売上は読者のニーズにお応えすることができた、ということの一つの指標だと思います。
昨今、正解の見えない時代に突入しており、その意味で大変さを感じることはあります。ただ、初めは売上を出しにくいのではないかと感じていたことも、多くの人たちへのヒアリングを重ね、また、あらゆる指標に目を通し、分析していくことで、いつも何らかの糸口は見出せます。自分なりの分析から編み出した施策で売上が上がったとき、何か世の中のお役に立てたような気がして、とても嬉しいです。
学生時代の過ごし方、
就職活動の際の「軸」を教えてください。
文学的体験を求めて彷徨っていました
就活時は週刊誌志望でしたので、テレビ・新聞を含む、報道系はすべて受けました。初めは、筆記試験対策に、と思って通っていたエッセイ教室。文章力を磨くべく、近現代文学を中心に読みあさるうち、多くの経験を積まなくては真に文学を理解したことにはならない、と考えるようになり、イギリスやフィリピンへの短期留学(合計4ヶ月)、国会議員事務所や週刊誌編集部でのインターン、齋藤孝教授のゼミ、塾講師やダイニングバーの皿洗いなど、気づけば、いろいろなところに顔を出していました。
最終的に小学館に入社を決めた理由は
なんでしたか?
最初に内定をくれた会社が小学館でした
「先輩社員への質問会」で、当時の『女性セブン』の副編集長の「私たちはスキャンダル記事のイメージが大きいでしょうが、レシピやお得な情報も載せており、数百円払ってもらうことで、それ以上の価値を提供できるような雑誌を目指してつくっている」という言葉に感銘を受けたことも大きかったのですが、初めから最初に内定を出してくれた会社に行くと決めており、迷う理由はありませんでした。
寝ても覚めても虎命!
長崎から神戸に引っ越したのは、中学に上がるとき。2005年、岡田監督が阪神タイガースをリーグ優勝に導いた年です。街はタイガースの勢いそのままに、強い熱気を帯びていました。生まれてから12年間を九州で過ごした僕は、当時、関西弁や関西の文化に戸惑いを感じていましたが、阪神ファンになることで少しずつ“関西人”になっていきました。以来、大の虎党に。昨年は、タイガースがリーグ優勝するとわかった瞬間に新幹線に飛び乗り、神保町から甲子園へ急行。球場の外から声を枯らしながら応援しました。また、日本シリーズ第7戦のチケットを、なんと、先着順で購入することができ、胴上げを目の前で観るという幸運にも恵まれました。日常生活の中で何だか上手く行かないなと思っていても、不思議なもので、タイガースが勝ち出すと、急に僕自身の運気も上がっていく…なんてことがしょっちゅう起こります。これだから阪神ファンは辞められない。
社員による一問一答!
あなたの好奇心の種はなんですか?
世の中で起こるあらゆる事象の裏側に潜む、“本音”の部分を知りたいという想いです。世にあふれる綺麗事の欺瞞が暴かれたときなど「しめた!」と思います。僕が文学を愛する理由もそこに通じているように思います。
小学館/小学館社員の
ここが好きという部分はなんですか?
極めて懐の深い社風であるところです。若手でもどんどん意見を言える土壌があり、年齢に関わらず、それがいいアイデアであれば、必ず採用されます。
小学館で咲かせたい思い、夢はなんですか?
諸先輩方が脈々と紡いできた出版文化を次世代に継承していくべく、その一翼を担っていけたらと思います。これまでに営業や編集の部署で手にした知見を踏まえ、収益を生み出すコンテンツや仕組みを作っていきます。
あなたの人生の「とっておきの1冊」を
理由とともに教えてください。
トルストイの『戦争と平和』です。何人も大きな時代の流れには抗えないという前提のもと、何に幸せを見出し、どう生きるのか、を考えさせられ、大局的な視点から自らの人生を見つめることができるようになりました。
就活生へのメッセージ
内定が出るかどうかは受けないと分からないので、志望する会社はとにかく受けてみてください! ただ、やるからには、全力でやり抜きましょう。今は不安でいっぱいかも知れませんが、その不安から脱するには、やるしかないです。僕は、経験上、具体的に取り組んだら、なんらかの具体的な答えが得られるものだと思っています。
1日のスケジュール
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8:30
起床
スマホでニュースを聞きながら支度します。
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9:40
出社
前日の積み残しは朝のうちに片づけます。
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12:00
昼食
必ず外に出てお昼を取るようにしています。
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14:00
配信会社との定例会
売上のためのヒントを徹底ヒアリングします。
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16:30
編集長と打ち合わせ
編集とは夕方に打合せをすることが多いです。
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19:30
退勤
ジムやゴルフレッスンに向かいます。
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22:00
帰宅
会食がない限りほとんど自炊しています。
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26:00
就寝
オーディオブックを聞きなが眠りに就きます。