PROFILE
- NAME
- T.M
- DEPARTMENT
- 少年サンデー編集部
- CAREER
- 2021年度入社
- あなたをひとことで
言うとなんですか?
ありったけの思考を、
隅々まで注いで
「新入社員は誰よりも早く新人賞の応募作を読むのがいちばん大事」とまず教わりました。そんなサンデー編集部で働く先輩方は、読者及び作家さんがサンデーに関わって良かったと思える雑誌作りのため、本気で思考し、仕事に向き合い続けています。
もちろん僕が関わるあらゆる仕事にも「意図」が求められ続けるため、常に頭の回路が焼き切れるまで考えなければ全く通用しません。どんなページを作る際にも、思考を緩めるとたちまち見抜かれ注意される場所です。そんな時、未熟なりにもっと全力でぶつかってから失敗したかったと強く思います。
まだまだ苦闘の日々ですが、全ページにそうした熟考の詰まった雑誌を作っているんだ、という実感がやりがいに繋がっています。
純粋な「好き」を曇らせない
もともと多趣味かつオタク気質なので、気になる映画や音楽、漫画にゲームを全力で追いかけて楽しんでいたら休日が終わります。一人暮らしを初めてからは、部屋に巨大本棚やプロジェクター、音響設備などを導入しどんな漫画喫茶より快適な自分だけの空間を作ろうとしています。心から「好きだな」と思えるものに対して最先端のオタクでいられなくなることは自分の大きな武器を失うことだと思っているので、そのための努力は惜しまない人間でありたいです。もちろんその「好き」には学生時代の友人たちも含まれるので、会える機会があればどこへでも行きます。ただ結局インドアな休日になりがちなため焦りを覚え、最近申し訳程度のランニングを始めました。
ぬるま湯から抜け出して
大学には行かず、昼まで寝て夕方からバイトやバンドの練習に向かい、友達の家でだらだらする毎日でした。どんな単位を取ることよりも、友達と二郎インスパイア系のラーメンを食べ、銭湯に行って音楽の話で一晩明かすことの方が価値があると信じていました。そうしてのほほんと過ごす中、にわかに就活へ向けて周りの意識が高くなり出し、慌てて形だけ企業説明会に行ったりしていました。自堕落な生活の反動から、世の中にはやりたくない仕事が多いなと思った結果、何があっても絶対に嫌いになれない大切なものを仕事にしたいと考え、まんがを扱う企業に絞って応募しました。小学館を選んだ理由は、OB訪問でお話を伺った社員の方が他社よりも活き活きとしていたためです。
青春の大半を音楽とまんがに注ぎました。高校・大学の軽音ではキーボードを担当しており、ライブの度にバンドを組みすぎて目を回していました。小さい頃の夢は漫画家。美大受験を挫折しあきらめたものの、結局仕事にするならまんがしか考えられず編集者に。作家さんを支え、共に作品を創るこの仕事に無限の可能性を感じます。