R.S

PROFILE

NAME
R.S
DEPARTMENT
第四コミック局 マンガワン事業室
CAREER
2023年度入社
COMMENT

小さな頃から、父が持って帰ってくるまんが雑誌がいちばんの楽しみでした。
習い事のサッカーに行かずにまんがを読んでいたことを両親に怒られ、半泣きになったことは今でも覚えています。その後、サッカーはしっかり高校まで続けました。念願のまんが編集者になれた今は、あの頃の自分を熱中させる作品をつくるべく奮闘中です。

あなたをひとことで
言うとなんですか?
豪運

あれもこれも
編集者の仕事!?

まんが編集者がどんな仕事をしているかって意外と皆さん想像しづらいですよね。正直僕自身、まんが編集者がどんな仕事をするのか、ぼんやりとしかわかっておらず……。入社前に友人から「編集者って何をする仕事なの?」と聞かれた際も、「何って、あれだよ……、作品つくるんだよ」という、とてつもなくフワフワしたことしか答えられませんでした。

数ヶ月働いてわかってきたことは、「まんがを描く以外の全部」が編集者の仕事だということです。単行本作業、関連グッズやアニメの監修、施策の考案……。編集者の仕事は本当に多岐に渡ります。現在は先輩の補佐担当として行動し、まんが編集の基礎を教えていただきつつ、その仕事の幅広さに圧倒される毎日をすごしています。そして数ある仕事の中でも、やはり作家さんとの打ち合わせはとにかく楽しい! ワクワクしながらネームを読み、どうしたらもっと良くなるかを一緒にひたすら考える。本当にとても贅沢な職業だと思います。

わけもわからず、
ついて行く

自分から友人をどこかに誘うタイプではなく、気がつくとまんがや映画などで休日が終わってしまうので、友人に誘われたらスケジュールが空いている限りはどこにでも行くようにしています。少し前は、まったくゲームをやらないのに東京ゲームショウに行きました。すると、会場で僕の大好きなお笑いコンビ、マジカルラブリーの野田クリスタルさんが自身の名刺を配るイベントをやっていて、野田さんから手渡しで名刺をいただくことができました。いろいろ喋ることを考えていたのに、いざ目の前にするとまったく喋れませんでした。 もしかしたらあの瞬間は、就活の面接のときより緊張していたかもしれません……。 こういったこともあるので、僕の知らない場所に連れて行ってくれる友人の存在はとても大切だなと思うと同時に、僕自身も友人たちにとってそういう存在でいられるように頑張らねばと思います。

「好き」には頑固に

学生時代は、日本語しか喋らないのに留学生と交流するサークルに所属し、ゼミでは地方自治体に向けて政策提言を行っていました。アルバイト先のテレビ局にほとんど「生活」と言ってもいいくらい入り浸り、ラジオや古着に凝っていました。

そんな生活を続け大学4年生の春、「全然就活してない」と言っていた友人たちは気がついたらとても有名な企業に内定していて、その言葉を真に受けていた僕は1つも内定を持っていませんでした。「今年はもう無理だろうな」と思い就職浪人を決意。就職するなら本当に好きなまんがに関わることじゃないと嫌だと思い、就活2年目なのにほとんど出版系の企業しか受けませんでした。本当に愚かだったと思いますが、その背水の陣が功を奏したのか、運良く小学館に拾っていただきました。さまざまな出版社で面接をした中で、いちばん僕の人間性を面白がってくれていたのが小学館だったので、入社できて本当に良かったと思います。

私の1日

一問一答

MESSAGE

「出版社ってめちゃくちゃ個性が強くないと入れないんじゃないか?」と考えたことはありませんか? 高校生の頃友人に、「お前は1話のデク」と言われたことのある僕はそう思って怯えていました。でも、そんなことはありませんでした。小学館はひとりひとりのことをしっかりと見てくれています! 不安だとは思いますが、決して繕わず、「自分の好きなこと」を「自分の言葉」で伝えられるように頑張ってください!