PROFILE
- NAME
- N.K
- DEPARTMENT
- ちゃお事業室
- CAREER
- 2023年度入社
- あなたをひとことで
言うとなんですか? - 夢見るリアリスト
「面白い」
に妥協はNG!
まんが、カラーページ作成、YouTubeチャンネルなど幅広い仕事をさせてもらっています。中でもまんがの打ち合わせは僕にとって特別な時間です。 『ちゃお』読者の多くははじめて「まんがの世界」に触れる方が多いようです。絵の中の世界をどう楽しんで貰えるか、もっとわかりやすい表現はないだろうか、多くの物差しを常に頭の中に用意し、打ち合わせに臨みます。しかし何より大切なのは「面白い作品」を妥協なく目指すこと。まんが家の先生と「面白い」とお互いに言えるまで意見を出し合う時間は果てしなく長くつらい道のりですが、2人の中での答えにたどり着いたときの達成感と高揚感、そしてそれが先生の手によってまんがとしてこの世に生まれたときの嬉しさは代えがたく、なんて贅沢な仕事なのだと思います。
週末は布団の上で
タイムスリップを
暇さえあれば歴史解説の動画を見たり、本を読んでいます。大河ドラマという1年のスパンで扱われる題材が教科書ではたった1行の解説だけで終わってしまうことに気がつき、「歴史」というものの壮大さに心を奪われ、いつの間にか沼にはまっていました。 歴史の魅力といえばなんといっても「人」につきます。事件、出来事には何十何百の人々による思惑や策略、願いがひしめいており、それらが1つずつパズルのピースのように当てはまっていくことで時代に影響を与えていくのです。天才についても歴史は教えてくれます。ハンニバルや源義経、天才と呼ばれた彼らの姿や人間像を同じ時代を生きた人々の残した記録によって観察すること。これこそが歴史を学ぶ何よりの醍醐味だと感じながら、布団の上でゴロゴロとタイムスリップをしています。
答えのない問いに向き合って
学生時代はサークル活動に全力でした。所属していたのは某大学の男声合唱サークル。50人以上の男たちがそれぞれの野太い声をつむぎ、1つの音楽を創る楽しさに魅入られ入団しました。
音楽の難しさは演者とお客さん全員に「良かった」と言わせなければならないこと。自分たち歌い手だけが楽しんだとしてもお客さんが寝てしまうような難解な演奏であればそれは良いものではありません。逆に多くのお客さんが知っている曲を歌ったとしてもそれは自分たちの味ではない。「ここにいる50人でしかつくれない、今しか見られないものをつくる」答えのない道を突き進んだ4年間は確かに大変でしたが、そこで考えた経験は社会に出てからもさまざまな場面で私を支えてくれていると感じます。
男子校時代、灰色の青春に色を与えてくれたまんが、アニメ、ライトノベルのキャラクターたちと出会いました。
人生に潤いと変化を多くの人に与える仕事がしたいと就活をし、小学館に入社。そんな私が配属された先はなんと少女まんが雑誌!?人生で触れることのなかった少女まんがの世界に日々衝撃を受けながら生きています。