PROFILE
- NAME
- A.K
- DEPARTMENT
- 写真室
- CAREER
- 2016年度入社
- あなたをひとことで
言うとなんですか? - マイペース
「出版社のカメラマンって
どんなことをするの?」
タイトルの質問はよくされますし、正直なところ私も配属されるまで、ちゃんとは理解ができていなかったと思います。 小学館は総合出版社なので、週刊誌、ファッション誌、情報誌などさまざまな媒体を出していますが、その各媒体の編集者から依頼を受け、対象の撮影を行うのが仕事です。対象はモノ・人物など多岐にわたります。学年誌から次号付録の撮影、 ファッション誌からコスメの物撮りやタレントの特写、出版局から単行本用の著者近影、週刊誌から記者会見……などさまざまな依頼があります。中には首相官邸などのNEWSでしか見たことのない場所や、皇族の方々に同行し地方に取材に行くなど、貴重な経験ができるのはこの仕事の醍醐味です。自分が撮影した写真が、初めて雑誌に載ったときは、嬉しさ半面「これを見た読者はどう思うのか」とドキドキしたのを覚えています。
36枚を楽しむ
大学の友人と、ときどき一緒にグループ展を催すことがあるので、休日は作品撮りのために外に出ることが多いですが、最近では自宅で愛猫の写真を撮っている時間が長めです。仕事では主にミラーレスを使っているので、特に多いときは1日の取材で3000枚以上シャッターを切ることも。プライベートではフィルムカメラを使用し、36枚撮りを1枚1枚のんびり撮影し、リフレッシュしています。
シンプルに「一所懸命」
小学館の魅力の1つは「人」だと思います。写真室は他部署との関わりが多い部署なので、必然的にいろいろな編集者と仕事をします。その中で皆さんに共通して言えることは、妥協しないこと・そして自身も楽しみながら仕事と向き合っているところ。撮影中も読者に良さが伝わるようにしたい、何より自分の企画したページを読者に楽しんでもらいたいという熱意が、ひしひしと伝わってきます。
シンプルに皆さん「一所懸命」です。
また、小学館には自社スタジオが8箇所あり、各スタジオには最新の機材が揃っています。スタジオマンが在席し、撮影中にアシストしてくれるので、大がかりなセットを組んだり、人物からモノの撮影する際のセットチェンジなどもすぐに対応でき、限られた時間と場所で幅広い撮影をすることができます。
「写真」には報道・広告・芸術などさまざまな分野がありますが、学生の頃はどの方面に進もうか決めきれずにいました。そんなとき、会社説明会で「小学館に来れば、さまざまな分野の写真を撮ることができる」という魅力的な話を聞き、「ここしかない!」と応募を決意。今では当時想像していた以上にさまざまな現場を経験し、充実した毎日を送っています。