K.H

PROFILE

NAME
K.H
DEPARTMENT
第二ブランドメディア DIME編集部
CAREER
2020年度入社
COMMENT

どこかのコミュニティに属しているようで、ここではない違和感をもって生きてきました。最近やっとその“圏外にいる感じ”が自分らしさかなと思うようになり、ひと言紹介は「アウトキャスト」にしました。これは大好きなラッパーからの引用でもあります。「場所や環境には合わせなくてもいい」そう思わせてくれたのが小学館かな、と思います。

あなたをひとことで
言うとなんですか?
アウトキャスト

雑誌編集って
こんなことまでやるんすか!

『DIME』という月刊誌で雑誌編集をしています。主に本誌のほうをメインに編集をしつつも、Webメディア『@DIME』で記事を書いたり、音声メディア「Voicy」で話したりといろんな方面で仕事をしています。年末には「トレンド大賞」というイベントを行うのですが、その一環でYouTube番組の作成や会場運営、書店でのPOPUP設営などもしました。こう書いていると雑誌編集とは何かわからなくなりますが、これらの仕事も「雑誌」を最大限に活用したもの。いざ周辺の雑誌を見るとお酒やメガネなどをプロデュースするなど、今後はコンサル的な側面も担っていくように感じます。「編集者ではなくプロデューサー」と日々言われることにうんうん、とうなずきながら、「でもやっぱり面白い記事、企画を生み出したい!」と四方に好奇心をまき散す毎日です。

雑誌が難しい時代とわかっているからこそ、今1度その価値を再定義しながら仕事ができる。それって、昔の雑誌黄金期よりも幸せなことかも?(ポジティブに生きましょう)。

あなたの視点から
世界を覗かせてください。

比較的多趣味な人間です。旧知の友人とバスケゲームを夜通ししたり、1人で美術館に行ったり、音楽イベントで踊り明かして、いろんな街を巡ったり……。そうやって生きていると〔場所によって、人は変わる〕ということに気付きます。たとえばK-POPアイドルとメタルバンドのライブに来るファン層は違いますよね。当然といえば当然ですが、あらゆる場所には性格があって、特有の価値観がある。それを自分で体感することが好きです。誰かにとって“無駄な時間”でも、ある人にとっては大切な時間。その大切なものにお邪魔させていただいていると、こんな世界があるんだなあ、と新たな視点が自分の中で芽生えてきます。それが物事を考えるときにふと顔を出してくるのです。何かに役立っているかは知りませんが続けていこうと思います。

それと宣言用にもう1つだけ。先ほど多趣味な人間とは言いましたが5年ほど日常的にカメラを持ち歩いています。1種の日記代わりですね。来年くらいには写真をまとめたいと思います(これで重い腰を上げられます、ありがとうございます!)。

純度100%のごった煮

雑誌をつくりたくて入社して、約3年半の間、雑誌編集をしています。担当する特集や記事が自分とバチッとハマることがあれば、そうでないときもあります。企画を考えていくときに自分から見たら「これが面白い!」と思ったことが、読者や他編集者の視点から見たらそうではなかったりすることもあります。逆もしかり。きっと絶対的な答えとはないのだと思います。 けれど雑誌はチーム戦で、小学館にはその違う視点を面白がってくれる仲間・先輩・作家さんがいます。まるで約100Pの雑誌の中にいろんな人の純度100%がごった煮されているような感覚です。完璧に統一されたものも当然美しいですが、このごった煮を多少強引にまとめた面白さを肯定できる人・会社の性格が魅力だと思います。

そう考えると、これまで考えていたことは企画の中で思わぬところでつながってくるかもしれません。「無駄の中に宝がある」、勝新太郎が言ったこの言葉を地で行く編集者・人間になるため、常に悩み続けていく覚悟です!

私の1日

一問一答

MESSAGE

就活をする時間は雑誌をつくることと似ています。
自分たちがやりたいことを整理して(自己分析)、リサーチする(OB訪問や、読書など)。次にラフを切って見出しをつくり(ES製作)、完成したら販売・宣伝する(面接)。皆さんが今やっていることは既に編集者の仕事なんだ、と思いながらやってみると就活がもっと楽しく、次に活きるものになるかもしれません。あなたがなりたいと思う自分になれることを心から応援しています。