PROFILE
- NAME
- 梶原 舞佑子 MAYUKO KAJIHARA
- DEPARTMENT
- 第二ブランドメディア局 ビーパル編集室
- CAREER
- 2022年度入社
- あなたをひとことで
言うとなんですか?
質問しまくるフリー素材
『BE-PAL』の編集部員として、日々トカトカ走り回っています。企画の詳細を詰め、根回しをして取材へ行き、誌面をつくる、というのが毎月の流れです。
編集者のいちばんの役割は、読者の“?”を丁寧に摘むことだと考えています。アウトドア初心者にわかりやすい誌面をつくるには、むしろアウトドア初心者でラッキーだったのかもしれません。読者と同じ目線で“?”を発見するため、実際に釣りや畑仕事にトライすることもあります。己の無知が恥ずかしくなるときもありますが、無知の知こそ新入社員の強み!と思い切ってなんでも質問しちゃいます。読者と“?”を共有する等身大のフリー素材として、アウトドアの世界に飛び込む毎日が楽しくてワクワクが止まりません。
宝塚を文化推ししています
暇さえあれば宝塚を観ています。宝塚の沼は粘度が異様に高いうえ、400名を超える生徒数と100年以上の歴史により、その広さは太平洋並み……。私自身、初観劇から1年余りにも関わらず、完全に沼に沈みきり抜け出しようがありません。恐ろしいほどの吸引力です。
宝塚の魅力はなんといっても圧倒的な熱気!理想の男役像/娘役像を追い求めるタカラジェンヌたち、その魅力を完成度の高い舞台へと拡大するスタッフの熱に、観ているこちらも熱狂せずにはいられません。観劇中はバイブスがあがりすぎて、常に脳内で「あっぱれあっぱれ!」と叫んでいる始末。進化を続ける独自路線というエンタメとしての在り方にハッとさせられることも多く、もはや宝塚という文化そのものを推しています!
M-1決勝戦の心意気で
『かいけつゾロリ』のあらすじを3時間熱弁するような、本が好きで好きでたまらない子どもで、小学生のころから将来の夢は編集者でした。大学では国文学を専攻、スポーツ新聞部に入部し、アルバイトは古本屋。就職のためというより、ただひたすら好きなことで生活を埋め尽くす学生時代でした。
そして迎えた就活シーズン。出版社への憧れが強いあまり、深刻になりすぎて塞ぎ込むことも多々……。しかし一世一代の大勝負、びびってしまうのはもったいない!と、捉え方をぐるっと変えてみました。面接は私にとってのM-1決勝戦、積み重ねてきた熱い想いをぶつけるのみ、と。今思い返すとやや無理のある自己暗示ですが、元来想像力がたくましいタイプなこともあり、いい具合に邪念を排除できたように思います。
結果として、小学館が私を拾ってくれました。夢をかなえてもらった恩返しを、と奮闘する日々に至上の喜びを感じています。
家から1歩も出ない怠惰な休日をこよなく愛するインドア派なのに、配属先はまさかのアウトドア情報誌でした。しかも自分でもびっくりするほどに楽しくやっています。
思いもかけない世界と出会わせてくれた会社に感謝すると同時に、この小学館という環境をたらふく楽しもうと意気込んでいます!