まんが孝行したい娘。
まんがの編集者になる。一度は諦めた子どもの頃からの夢をこの小学館で叶えた彼女。でも、大事なのは、そこから先ということも認めている。ネット書店やまんがアプリなど、今の世の中にはたくさんのまんがが溢れかえっている。いいものも悪いものも。それに、たくさんの娯楽があるなかで、まんがに対する読者の想いもマチマチだ。まんがを愛し、まんがと働くことを決心した彼女。「いっときの暇潰しで消費されるようなものでなく、何年経っても大好きでずっと本棚に大事に飾られる、残り続けるまんがをつくりたい」。そう口にした熱い言葉は、自分への約束。まんがへの恩返し。(by ネコ偏愛者・制作会社ディレクター)