第二児童学習局 児童創作
O.G(2025年度入社)
「人懐っこく」の名手です
初対面でも臆せず話しかけられる人懐っこさが持ち味です。道を聞かれる頻度は、親しみやすさのバロメーター。作家さんや先輩方、同期たちの話を聞きながら、日々「人懐っこさ」を武器に成長中です!
現在の業務内容を教えてください。
子どもに届ける本づくり
第二児童学習局児童創作という部署に所属し、子ども向けの書籍(絵本や読み物)の編集をしています。本の寸法や紙の材質、ユーモア絵本なのかしかけ絵本なのかなど本の内容から造りまで勉強することはさまざまです。自分が気になった作家さんに連絡を取り、企画を起こせるのはとてもやりがいがあります。実際に打ち合わせをして、企画やラフを練りながら、本に関する技術や知識を絶賛勉強中です!
やりがいや、大変に感じるのは
どんなところですか?
動いた分だけ物語が生まれる
仕事は降ってこないので、自分で考えて、手足を動かして企画を起こさないといけません。ギャラリーに行ったり、作家さんにお手紙を書いたりと奮闘している時間は、大変ですがとても楽しいです。作家さんのいちばんのファンのように、作品の制作に立ち会えるのは編集者の特権ではないでしょうか。
学生時代の過ごし方、
就職活動の際の「軸」を教えてください。
「好き」のきっかけを届けたい
動物が大好きで、大学院ではツシマヤマネコというヤマネコに関する研究をしていました。将来の子どもたちに良い教材や情報を与えることで「知る」喜びを広げたいと考えて、就職活動をしていました。自分と同じように『○○』という本がきっかけで好きなことが見つかった、と言ってもらえる仕事をすることが夢です。
最終的に小学館に入社を決めた理由は
なんでしたか?
ザリガニとネコと私
自分の動物好きが目覚めたきっかけは「小学館の図鑑NEO」シリーズでした。美しい標本写真や緻密なイラストの虜になり、図鑑片手にザリガニ採りや動物園を訪れるようになりました。面接ではザリガニが好き、ネコが好きと、自分の「好き」を語っていたら、幸運にも採用していただきました。「好き」を大事にしてくれる会社だと感じたことが、入社のいちばんの決め手です。
自由気ままに、人懐っこく
オフの日も、だいたい誰かと一緒にいます。友人とお酒を飲みに行ったり、バスケットボールで汗を流したり、麻雀で静かに燃えたり。にぎやかだったり、真剣だったり、笑ったりしている時間が大好きです。
社会人になってから東京に来ましたが、ありがたいことに、気づけば交友関係はけっこう広め。ネコで言えば、町内のネコとはだいたい顔見知り、くらいの感じです。人と過ごす中で、自分にない視点や言葉に出会えることも多く、それがふとした瞬間に仕事のヒントになることもあります。「仕事のために」という意識はありませんが、プライベートでも人との関わりはとても大切にしています。
自由気ままに、人懐っこく。そんな風に、休日は心をほぐしながら自分らしく過ごしています。
社員による一問一答!
あなたの好奇心の種はなんですか?
笑いの種を探すことが生きがいです。面白いことにアンテナを張ってしまうのは関西人の血のせいなのかもしれません。
小学館で咲かせたい思い、夢はなんですか?
「自分の担当した作品がきっかけで○○を目指した」と言われること。特に子どもたちが好きなものと巡り会える、見つけられるような1冊を届けたいです。
仕事ではどんな人たちと関わりますか?
作家さんやブックデザイナーさん、印刷所の方など社外の方はもちろん、制作や販売・宣伝を担当する社内の方々とも関わる機会は多いです!
入社して知った、
小学館の意外な一面を教えてください。
同じ会社なのに、部署によって時間の流れがまるで違うことです。刊行ペースや編集部の色によって、社内に時空の歪みができているように感じます。
就活生へのメッセージ
就活は、「ネコのように気ままに見せて、実はちゃっかり狙う」ことがコツです。自分らしさを出すことと、すり寄る勇気を忘れずに。日頃の毛繕い(自己分析)で磨いた自分の武器をしっかりアピールすることが大事だと思います!すりすりしたくなる会社をぜひ見つけてください。焦らず、のび~っとすることも忘れずに。
1日のスケジュール
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8:15
起床
いつのか分からないスヌーズで起床。
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10:00

出社
メールチェックや
打ち合わせ準備をします。 -
12:00

ランチ
同期と神保町に繰り出します。
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14:00

作家さんとの打ち合わせ
喫茶店で絵本の
企画などについて話します。
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16:00
ギャラリー巡り
アイデアとの出会いを探しに行きます。
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19:00

退勤
作家さんや編集者が集まる場に飲みに行くことも。
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25:00

就寝
寝起きが悪いので早めに寝たいです。