社員を知る

本音大好き人間

第二コミック局 少年サンデー
M.K(2014年度入社)

就活時は「作った自分」で話すのがカッコ悪いと思うイタい奴でした。ただ小学館の面接は本音が言いやすく、一見特徴のない自分を深く知ってもらえる嬉しさがありました。おしゃべりに来たノリで気軽に受けてください。

社員を知る
キタニタツヤさんから頂いた『スクールバック』3巻の推薦帯コメント。

仕事内容について

現在の業務内容を教えてください。

打ち合わせ打ち合わせ打ち合わせ……

20代は高橋留美子先生や福地翼先生といった子供の頃から好きだったまんが家さんの担当で新連載を立ち上げるなど貴重な経験をさせていただきました。現在は新人まんが家の方々と新連載の企画を立ち上げ、ほぼ毎日打ち合わせをしています。現在は小野寺こころ先生の『スクールバック』や小形朱嶺先生の『若葉さんちの青い恋』などを立ち上げから担当。2025年には『白山と三田さん』くさかべゆうへい先生と『保安官エヴァンスの嘘』の栗山ミヅキ先生の新連載が始まります。

やりがいや、大変に感じるのは
どんなところですか?

信じた才能が世間に見つかること

少年まんが編集者の幸福は「この人、めっちゃ才能あるな」と思った人が世の中に響いた瞬間です。担当している『スクールバック』の小野寺こころ先生と出会ったのは彼女が16歳、高校生のときでした。そこから10代で初連載を獲得、22歳で『スクールバック』の連載を開始。連載1話をサンデーうぇぶりに掲載したところ、ネット上で多くの方に読まれました。『チェンソーマン』の藤本タツキ先生やミュージシャンのキタニタツヤさんに面白いと言われる嬉しい出来事も。さらに縁もありキタニさんからは推薦帯までいただけました。自分が信じた才能がちゃんと世の中に響く仕事ってめっちゃワクワクしませんか?

就活時期は地元のカープがまた段々強くなっていた時期。入社2年後に生まれて初めて優勝を見ました。

学生時代の過ごし方、
就職活動の際の「軸」を教えてください。

大好きなまんがに書かれていたある言葉

「好きなことと自分はイコールだ 自分を投げ出すわけにはいかない」
『バガボンド』28巻の作者コメントに書かれていたこの言葉が高校生の頃から大好きで、じゃあ自分が好きなもの(まんが、広告、映画、おもちゃ、ゲーム)と関わる仕事をしたい! と思い、せっせと受けた感じです。

最終的に小学館に入社を決めた理由は
なんでしたか?

会いたい人に会いたい!

出版社は一次面接から個人面接で自分の本音をさらけ出しやすい環境でした。中でも小学館は面接官の方がとても話しやすかったのを覚えています。浦沢直樹先生と花沢健吾先生への愛を自分なりに話すといい感じに質問してくださり、引き出し方がお上手だなと感じていました。最終的には自分が大好きな作家さんがいる小学館に入社できて良かったです。入社1年目の謝恩会で両先生をお見かけしたのは今でも鮮明に覚えています。

就職活動について
プライベートについて

プライベートについて

筋トレとアーセナルの応援

コロナ禍にダイエット目的で始めた筋肉トレーニング。いつしか目的を忘れて、ひたすら筋肥大を起こすトレーニングに励んでいます。最近は腕の太さがちょうど妻の脚と同じくらいになりました。妻はドン引きしています。もう1つは中学の時「ウイイレ」きっかけで大好きになり、以来20年愛しているサッカーチーム・アーセナルです。毎週末深夜に試合があるので妻と子供が寝た後、こっそりユニフォームに着替えイヤホンをしてギネスビールを呑みながら応援しています。この瞬間は本当に幸せです。なにより今、日本最強DFの冨安選手が居るチームなんですよ! いつかロンドンのエミレーツスタジアムに行ってみたい……ちなみ僕の推しはガブリエル・マルティネッリ。守備も頑張るけれど攻撃時の圧倒的スピードとゴール前のワンタッチシュートがとても美しい選手です。

社員による一問一答!

小学館/小学館社員の
ここが好きという部分はなんですか?

なにかしらの「マニア」がいるところ。アニメ・ドラマ・映画・鉄道・ギャンブル・お酒など、一家言持った方々の話は面白い。

仕事ではどんな人たちと関わりますか?

まんが家さん、まんがのデザイナーさん、ライターさん、編集プロダクションの方、アニメ制作・ドラマ制作の方々など。グラビア業務もあるのでカメラマンさん、ヘアメイクさん、スタイリストさんも。芸能人に会えるのは役得です(自分がミーハーなので)。

入社して知った、
小学館の意外な一面を教えてください。

会社に行かなくても全く怒られない(まんが家さんの打ち合わせ、他社との打ち合わせが多いため)。

あなたの人生の「とっておきの1冊」を
理由とともに教えてください。

村上ラヂオ
自分なりの視点がある。文章がチャーミングでスマート。もうめっちゃカッコよくないですか?読むと生活における小さな変化や喜びに気づける視点を与えてくれる一冊です。小さいけれど確かな幸せ(=“小確幸”)は歳をとればとるほど身に沁みます。

就活生へのメッセージ

昔、上司に「まんがは“エンタメの最上流”だ。誇りを持って働こう」と言われ、自分も強くそう思います。辛いこともありますがそんなことはぶっ飛ぶくらい気持ちいい瞬間もたくさんある仕事なので飛び込んできてください!

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1日のスケジュール

  • 7:10
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    起床

    朝ごはんを食べて子供を保育園へ預けます。

  • 9:00
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    筋トレ

    肉体を追い込むとよく眠れます。

  • 10:00
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    出社

    メール返信&打ち合わせに必要な資料まとめ。

  • 11:30
    ●
    後輩とランチ

    編集部員とエンタメ共有やまんがの話をします。

  • 14:00
    ●
    打ち合わせ

    まんが家さんと連載の話を大体2〜5時間。

  • 19:00
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    家族と夕食

    できる限り家族とご飯を食べています。

  • 21:00
    ●
    入稿作業

    印刷所の方に渡す写植作業は落ち着いた時間に。

  • 24:00
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    就寝

    大体ラジオorサッカーのハイライトを観て寝る。