NAME

YUKI KUMAGAI

DEPARTMENT

マーケティング局 コミックSP室(宣伝)

CAREER

2017年入社 / 以来現職

COMMENT

秋田県秋田市に生まれ、小学館に入社するまでずっと秋田在住。就職を機に上京する。県庁所在地で生活していたはずのシティボーイは、大都会・東京に揉まれ田舎者をさらけ出し、いろいろと叩き直され今に至る。働きだして丸3年、なんとか生き残っていることに対して自分で自分を褒める日々。

Lv.500、HEN-TYPE:間に挟まれ人、HEN-SKILL:中期的な凝り性。今は180度開脚を目指したストレッチ

吹き荒れる業界の風!ムラ人の戦い

コミックSP室の宣伝担当は、簡単に言うとまんがを宣伝し売り伸ばす部署です。私が現在担当しているのは『ビッグコミックスピリッツ』『ビッグコミックスペリオール』の2誌。同じ部署にいる販売担当や電子版を扱うデジタル事業局の担当者、編集者らと打ち合わせし、企画を立て、1つひとつのまんがをどうやって宣伝するか考えます。さらに、デザイナーや印刷会社、必要に応じてWebや交通広告、CM制作などの各種代理店ともやりとりする必要があります。ムラ社会生活を送っていた秋田の田舎者にとっては、急激に関わる人が増えて戸惑うこともありました……。
仕事の具体的例を挙げると、スピリッツで連載中のサッカーまんが『アオアシ』の宣伝のため2020年7月に展開した動画施策があります。コロナ禍で延期されていたJリーグの再開にあたり、『アオアシ』からメッセージを出せないかと考え、再開日当日に「サッカーができない時間が気づかせてくれたのは、サッカーのある喜び」というメッセージ動画をWeb広告・TVCMで展開。最終的にTVの情報番組でも取り上げられました。

執務デスク。付録を飾ったりしています。

「趣味が多すぎて、時間が足りない!」は甘え

社会人になると圧倒的にプライベートの時間が減りますが、「そうだ! あれやろう!」という思いつきで行動しているといつまで経っても時間を確保できないので、息をするようにスムーズに趣味活動に移行することが肝要です。
「なんか大声出したいな」→「カラオケだ!」、「疲れたな」→「ゲーム/読書/まんが/ストレッチだ!」、「打ち合わせまでちょっと時間があるな」→「書店めぐりだ!」のような、「→」部分の切り替えを一瞬にすると、意外と時間があるぞ。反応! 反射……音速! 光速!と唱えましょう。
オフの日(宣伝は、基本的には土日休みです)は、根がインドア派なので、妻と猫と家にいることが多いです。特に最近は「外出自粛」を旗頭に、「出られないならしょうがない」と開き直ってさらに家にいます。アイラブマイホーム。

人それぞれの「好き」を受けとめてくれる会社

この採用サイトは「“変”集者」というテーマを設定していますが、言い得て妙と言いますか、変な人は本当に多いです。まともに見える人も、どこかしらぶっ飛んだところがあり、そして誰もが自分は普通だと思っています。それは、各々が確固たる好きなもの・ことをもっていて、それを当たり前のように表現し、恥ずかしげもなく自信をもって過ごしているから自然とそうなっているのだと思います。
臆面もなく「好き」ということが恥ずかしいけれど、でも、どうしてもこの「好き」を解放したい! 私は抑圧されている! という人には、この会社には解放できる環境があるということをお伝えしたいです。
そして、会社だけでなく、そのような想いをもっていながら抱え込んでしまっているすべての人に、勇気を抱いてもらえるような仕事をしたいと思っていますし、この会社にいればできると思っています。私はその勇気をもらえたので。

私の1日

9:00
起床
10:00
メールやニュースチェック(午前は在宅勤務)
在宅勤務の際の朝の風景。かわいい。
12:00
自宅か、神保町
で昼食
13:00
出社。宣伝物の
校正紙(※)の確
認など
14:00
デザイナーや
編集者と
打ち合わせ
16:00
代理店との
オンライン会議
17:30
企画書・
リリース作成
20:00
神保町で夕食。
仕事がある程度済んでいたらそのまま帰宅。まだあれば会社に戻る
23:00
帰宅
24:00
猫と戯れたり猫のトイレ掃除をしてから入浴や家事
25:00
動画配信サービスにて映画/ドラマ/アニメ鑑賞、まんが、読書などしながらストレッチ
ガチガチからようやくここまで開くように。
26:00
就寝

(※)出版物、宣伝物などの試し刷り。

“変”集者への一問一答

あなたの変だと思う部分はなんですか?

自分で言うと台無しですが、大学1年のころからずっと、欠かさず熊がデザインされた服を着ています。理由は名字が“熊”谷だからなのか、ジョブズのノームコアに触発されたからなのか……果たしてその真相は……。

小学館 / 小学館社員のここが変だと思う部分はなんですか?

上述したように、全員変なのにみな自分のことを普通だと思っているところ。この社員紹介に呼ばれていますが、私がいちばん普通の人間かつ凡人です。本当に。
あと、趣味に全力なうえミーハー。掘り方も尋常じゃない。

「こんな変をつくりたい」「世の中をこう変えたい」といった思いをお聞かせください。

伝説のロックバンド・QUEENが超超好きで、生きる時代を間違えたなとよく思うのですが、人生の1曲『born to love you』(正確にはフレディのソロ時代に制作された曲。知られているのは編曲版でして~〈割愛〉)くらい愛を叫べるような社会になるといいなと思います。

あなたのレベル上げのコツ(働く上で普段心がけていること)を教えてください。

RPGと一緒で、スライムから倒してコツコツ経験値を稼いでいく。残念ながらチートは現実にはないので。

就活生の皆さんへ

かなりありえない状況になっているなか本当に大変だと思います。想像も及びません。軽々しく応援はできないですが、心のもちようとして、期待はせず、でも希望は捨てず、とにかくサボらずに取り組んでください。どうしても入りたいと思える会社がもしあるなら、考え得ることはすべてやりましょう。ダメだった時に、「ここまでやったのに」ではなく、「ここまでやってダメならしょうがなかった」と思えるくらい。